「くだらないの中に」初オンエア

昨日放送された「RADIPEDIA」にて、星野源ファーストシングル「くだらないの中に」が宇宙初オンエア *1されました。
流す前に、「真っ当な、自分なりのラブソングになった。」「音楽に対して思ってること、音楽業界やリスナーへの決意表明を含めました。」と紹介された新曲。そして流れだした新曲を聴いてまず思ったのは「キーが高い！」。「髪の毛の匂いを嗅ぎ合って臭いなってふざけあったり」という、歌詞にはあまり聞かないフレーズから始まるのでインパクトが強い。あ、いや、星野ソロ作品の唄はだいたい人があまり使わなそうな言葉を歌詞に使うんだった。
今までの曲とは違い、いつもよりキーが高く、時にはファルセットまで入り。バックはアコギとコントラバス、鍵盤とドラムに加えて温かいブラスも。とても温かくて本当に、正面切って、まっすぐに「くだらないの中に愛が」と歌っている。歌詞に登場する恋人（と、あえて言いきってしまいます）は、ふざけあって、時には泣かせ合って、笑うように生きている。そんな様子を堂々と歌い上げ、星野流ラブソングがここに完成。先週出演した「discord」でも語られた「僕は時代の物じゃなくてあなたのものになりたいんだ」は、昨年ライブで立って歌うようになったごとく、歌い手としてまさに立ちあがって愛を歌い続ける決意表明。

名曲です。音源が早く欲しいです。