「Loser's Parade」

for さえない日々

特撮「復活DVD&新曲発売記念ツアー!5年254日後の世界」@赤坂BLITZ(1/29)

かれこれ10年以上、特撮のことが好きなのだけど、実は今回初めて特撮のライブを見た。学生時代より金銭的に余裕のある30代の行動です。しかし…高ぇなー、チケット代*1


「そういやここで筋少とミドリの対バン見に行ったなー」と思いつつ赤坂ブリッツへ。会場内は比較的年齢層が高く、オーケン周りのライブ特有の雰囲気。それでも特撮は近年の「絶望先生」効果によりアニメファンも取り込みつつある。ちなみに特撮、このライブ以降は一切予定が決まっていないとのことで、それがオレの背中をドンと押したのです。
「GO!オムライザー!」と『オムライズ』で始まり「ダリ!サキ!カミュゴヤ!」と叫べば、7拍子のピアノリフで『綿いっぱいの愛を』が始まりナッキーの鬼の刻みが炸裂。「犬犬犬犬!猫猫猫猫!」の『アベルカイン』にてデビューアルバムから演奏すると、新作から『Dead or Alive』も演奏。
それにしてもオーケン、46歳になって(ライブの時点ではまだ誕生日前)いよいよおじいちゃん化が進んだのか、なんとお決まりの「ボースカ」を忘れてきてしまい、急遽隣のTBSショップにて購入した「ブーブ」を連れてきてた。そのブーブになぜか徳永英明と名づけ「君は1000%〜」と歌いだすオーケン。それは徳永英明の曲じゃないよ!そうして始まった『文豪ボースカ』。続けて『超越人間オーケボーマン』、そして『友よ』。『友よ』曲中では「かっとばせー!レッギター!」に併せて野球の素振りをしていたんですけど、それがまったくサマになってなかったのでさすがだと思った。運動神経悪い芸人枠、オーケン。ちなみにその後のMCでエディと共に「野球なんてできない」「ゴロなんて取ったこともない」「今度、野球でもしてみるか!」と盛り上がっていました。


オーケンのいつもどおりなMCはともかくとして、特撮のライブは筋少のライブとやはり違う。音楽性が違うのだから当然そうなんだけど、メンバーがどちらも非常に個性的でオーケンワンマンバンドってわけではないのがわかる。NARASAKIナッキー)はDEEPERSのときよりもギターに専念してて、でも時にあの天使の声で歌い上げ(デスボイスはここでは聴けないけど)ているし、エディは超絶ピアノとステージ徘徊で存在感ありまくり。この二人に比べたら影が薄くなっちゃうけどARIMATSUだって重いドラムを叩き続けるし、サポートのはずのベース高橋は作曲まで手がけるほど深く関わっている。今は筋少が本格的に活動再開しているので中々活動できなくなっているけど、やっぱり特撮もオレは好きだ。
アンコールでは「さよなら絶望先生」の主題歌3部作が連続で演奏されたのだけど、もしかしたら特撮で一番知られている曲群なのか、ここが一番の盛り上がり。まあ、特撮休止期間の曲でもあったために自分もかなりこの連続曲にはアガりましたが。\林檎!/\もぎれ!/\ビーム!/

  1. オムライズ
  2. 綿いっぱいの愛を
  3. アベルカイン
  4. Dead or Alive
  5. 文豪ボースカ
  6. 超越人間オーケボーマン
  7. 友よ
  8. ゼルダ フィッツジェラルド
  9. 地獄があふれて僕らが歩く
  10. ロコ! 思うままに
  11. ジェロニモ
  12. ヌイグルマー
  13. 5年後の世界
  14. ヨギナクサレ
  15. 殺神

encore

  1. ルーズ ザ ウェイ
  2. 僕らのロマン飛行
  3. 人として軸がブレている
  4. 空想ルンバ
  5. 林檎もぎれビーム!




*1:6.500円