野音を前に中野サンプラザを振り返る〜星野源「エピソード2以降」@中野サンプラザ(2/20)
日比谷野音のライブを目前にして、3ヶ月前に行われた中野サンプラザのライブについてちょっと振り返ってみる。なんだか書きそびれてしまっていたので、このタイミングで。ちなみに、個人的には中野サンプラザで音楽のライブを見るの、初めてだった。今までここに来たのって、「ダイナマイト関西」「言語遊戯王」と言った大喜利イベントと、そして「志村會」。
この時のライブについてですが、印象的だったのは、露出が多くなってくるとともに「癒し系」と簡単にカテゴライズされてしまっているのだけど、それを覆すかのような爆音ライブだったこと。ホールで座って聴く爆音ライブ。特に高田漣さんのペダルスティールが入った『変わらないまま』、『兄妹』あたりは完全なロックバンドだった。
曲目で言うと、『営業』をバンド演奏で見ることができたのがとてもうれしかった。とてもく好きな曲だけど、前回のワンマンライブでは唯一演奏されなかったため、非常に待ちわびていた曲。そして伊藤大地、伊賀航、横山裕章といういつものメンバーに加えて、ペダルスティールの高田漣、そしてクラリネット、トロンボーン、ホルン、トランペットからなるホーン隊。これらがそろった時の『日常』の多幸感は格別だった。
詳細は以下から確認してもらうとして、
⇒星野源ツアー「エピソード2以降」中野サンプラザで無事完結 - 音楽ナタリー
⇒星野源 @ 中野サンプラザ | 邦楽ライヴレポート | RO69(アールオーロック) - ロッキング・オンの音楽情報サイト
⇒星野源ワールドの真骨頂。中野サンプラザでのライヴをレポ! | ライブレポート | EMTG MUSIC
このときのライブは、前回の渋谷AXよりもとても楽しかったのを覚えている。それは単にスタンディングから着席スタイルになったこと、だからステージがよく見えたって事も大きく関わっているかもしれないけど、それ以上に、ぐっと落ち着いた、だけどちょっと抜けているライブだったからかもしれない。冒頭とアンコール前に椿鬼奴がVTRで登場したのもそれに拍車をかける。落ち着き払ったものよりも、やっぱりちょっと抜けていて、笑いにあふれたライブが好きなのかもしれない。AXのときも笑いはあったのだけど、中野のときのほうが「こんなホールで何言ってんの」っていうのがあったからのだろうか。
- 歌を歌うときは
- グー
- 茶碗
- ばらばら
- 布団
- ストーブ
- 営業
- 湯気
- くせのうた
- 子供
- 家族なんです
- バイト
- 老夫婦
- 変わらないまま
- 兄妹
- ステップ
- エピソード
- 予想
- 日常
- フィルム
アンコール
- くだらないの中に
さて、日曜日の日比谷野音のライブ。いったいどんな風になるのやら。椿鬼奴ネェさんのような飛び道具的演出はあるのか。セットリストはどうなっているのか。大きな告知などはあるのか。そして、笑いに満ち溢れたライブになるのか。楽しみです。