「Loser's Parade」

for さえない日々

あたらしいサケロック

いよいよ本日、SAKEROCK再始動ライブが赤坂ブリッツで行われる。今回はカクバリズム10周年記念イベントの第一弾ということで、共演に同じくカクバリズム所属のcero、そしてTUCKERが発表されている。
この共演者が発表になった時点では「もしかしてSAKEROCKとTUCKERで『やわらかリーゼント』演奏しちゃったりするんじゃない?」などと予想していたのですが、昨日はそのワクワクを上回ることが発表された。当日の編成だ。

カクバリズム ニュース:新しいSAKEROCKがいよいよ明日から始動!編成発表します!本当に凄いんだよ!

驚いた。辻村兄や池ちゃんまでは想定内だけど、まさか吉田一郎を連れてくるとは思っていなかった。そういえば伊藤大地吉田一郎は2年以上前に「Three Drs. Two Bass」というイベントでセッションしていたのでした。あと直接は関係ないけど、映画「少年メリケンサック」でハマケン以外のSAKEROCKが扮したGOAの楽曲『あいまい模様』の音源は吉田一郎がベース弾いてるんですってね。図太いベースという印象の吉田一郎がどのようなベースを弾くのか、楽しみ。
もう一個気になるのが、ストリングス。バイオリンの岡村さんはSAKEROCKでも星野ソロでも演奏されているし、古川さんはSAKEROCKのライブに出演した経験がある。そこに加えて、ビオラ。そう言えばここ数年のSAKEROCKの音源やライブでビオラが登場するのはなかったことじゃないでしょうか。これは星野ソロだってそう。今まではバイオリンとチェロというコンビだったはず。そこにビオラが加わることがどのような変化になるのか、楽しみ。


というわけで、総勢9名の大所帯。なるほど、音楽集団とはこのような形式なのか。おそらく、これが固定メンバーということではないだろうし、今後メンバーはライブごとに変化していくのでしょう。過去のバンド編成はもちろん大好きだけど、今後の音楽集団スタイルには、期待しかない。
キセル兄がいるのなら『エメラルドミュージック』は演奏してくれるだろうし、もちろん野音のときのようにそれだけで呼ばれるわけじゃないだろうから、辻村兄=ギター、星野=マリンバという編成の演奏がもっと見られるだろう。なんなら『七拍酒』をツインギターでやってくれたらとても嬉しい。「対決」は前回のライブで封印したけど、新たなネタコーナーはあるのだろうか。池ちゃんがいるからダラダラトークが一層長くなるんだろうな。吉田一郎のベースラインによってこれまでの曲がどんな変化を生むんだろう。そういや昨年末のライブで象徴的だった『サケロックのテーマ』を新体制で演奏するのだろうか。
ほら、期待しかない。本日、赤坂で体験してきます。