「Loser's Parade」

for さえない日々

久馬歩編集 月刊コント5月号@新宿・ルミネtheよしもと

久しぶりにお笑いを見に行きました。プラン9お〜い!久馬が企画する定期コントライブ「月刊コント」。今回の出演者はバッファロー吾郎2丁拳銃、サバンナ、アームストロング、出雲阿国、鬼ヶ島、ジグザグジギーシューレスジョー、山本吉貴武内由紀子、大好物・なんしぃ、そしてNMB48小笠原茉由岸野里香、そして久馬。
「月刊コント」というライブシリーズの存在は知っていましたが、実際足を運んでみたのは初めてで、どんな構成になっているのか知らずに見たのですが、これがとても面白い構成でした。
オープニングは学校の職員室。武内由紀子と出雲阿国、そして山本吉貴が話を進めるのですが、ところどころキーワードとなるセリフがそのまま出演者紹介になっている。例えば、腕相撲やりましょうよーといって、「私、腕相撲強いんですよ!アームストロングですから!」と言ってアームストロングが紹介されたり。中には無理やりこじつけたダジャレのように苦しいものもありましたが。
それが終わると、各出演者のネタコーナーへ。あー、なるほど、ネタとネタの間に幕間コントがあるのかーと思ってたら、その幕間コントがすごかった。先程行われたネタの世界を踏襲した、新たなコントが始まるのだ。そこには先程登場した出雲阿国や山本吉貴らと共に、先ほどネタを行った出演者も混じって話が進んでいく。しかも、これが1話完結というわけではなくどんどん話がつながっていく。そして最後の巻末コントと呼ばれるコーナーでは、すべてのコントを踏襲し、伏線の回収が行われる。すごいなこれ。すべてのネタを存在する上で、それらを繋げる物語を作成し、更にはそれらをまとめるこの構成は、ただただお見事というしかない。すごいな久馬さん。
あと他のところで印象に残ったのは、今回はゲストとしてNMB48の方も出演されていたのですが、ちゃんとNMBファンが応援していたところが「さすが!」と思いました。言語遊戯王ももクロが出演したときに全力で応援していた方々と重なりました。