「Loser's Parade」

for さえない日々

スカート夏のお客様感謝祭「月光密造の夜vol.3」@渋谷WWW

スカートが入場料フリーライブを行うと聞き、いそいそと足を運んできました。
ファンであるスカートを筆頭に、澤部さんが事あるごとに絶賛している「カメラ=万年筆」、名前はよく聞く「昆虫キッズ」の3組が出演するフリーラーブ。前日、澤部さんは(フリーライブなので予約制度ではないため)客が来るかどうか判断がつかずとても不安だったそうなのですが。蓋を開けてみたら入場制限が出るくらいの大反響。500人近くのお客さんが詰めかけていました。

物販でバッヂをゲット。見富拓哉、あらゐけいいちによるデザイン。漫画家に大人気な澤部さん。


ライブはおろか、音すら聴いたことのなかったカメラ=万年筆のライブは、まだ7月ながら今年ベスト3には楽勝で入るくらいに衝撃的だった。20代前半のユニットながら、音源のボーカルゲストに鈴木慶一野宮真貴を迎えるという時点で只者ではないとは思っていましたが、これが本当に凄かった。ベース、キーボード、ギター、ドラム、フルートに、タイプの違うゲスト女性ボーカル2名。古いような新しいような、不思議な感覚で、ユニット名のとおり、ムーンライダーズの匂いがしました。ライブ後、物販で音源を購入しようも時すでに遅し、売り切れ。後日、改めてCDショップで購入します。

昆虫キッズは、先ほどのちょっと緊張感のあるライブとは打って変わり、衝動的なライブ。さすがの人気者で、盛り上げ方もわかっている感じ。それでいて、たまに切なくてポップ。ベースの紅一点の女性も気になりましたが、ギター弾いたり鍵盤弾いたりしていた口下手なあの男性が気になって仕方がなかったです。最後の曲では澤部さんが登場してタンバリンを披露。あ!本物だ!って思いました。

スカートのライブは、言うまでもなくかっこ良くて、ちょっとお茶目で、人懐っこくて切なかった。ライブバンドとして、最高のパフォーマンスでした。あまりの飛ばしっぷりに息切れしたのか、後半、ちょっと歌詞が飛んじゃってましたけど、それだけ盛り上がったということ。
職人気質なイメージからどんどんライブバンドとして成長していって、女性からもがんがん黄色い声が飛んでいました。絶対、今見ておくべきだと思います。

1.ストーリー
2.夜のめじるし
3.S.F.
4.セブンスター
5.おばけのピアノ
6.月光密造の夜
7.新曲(タイトル未定)
8.魔女
9.花をもって
10.スウィッチ
11.愛情
12.だれかれ
13.わるふざけ
14.返信
15.ガール
Enc.まだ(チャクラ)


ちなみに、漫画家、イラストレーターの青木俊直さんが書いたレポイラストがよかったので貼っておきます。サムネイルをクリックして遷移先で確認してみてください。
青木俊直さんのレポイラスト