「Loser's Parade」

for さえない日々

館長庵野秀明 特撮博物館

特撮のコトをほとんど知らないけど、面白そうなので行ってみた。場所は東京都現代美術館半蔵門線清澄白河駅が最寄り駅。
館長庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技
会場内では様々な特撮のミニチュア(縮小模型)が展示。1960年代に放送されたものから展示されており、とても年季が入った代物。しかし、本来は撮影のために、または怪獣に壊されるために制作されるミニチュア。現存しているものはあまりなく、今回展示されているものはとても貴重なものだとの事。数々の展示の横に添えられた庵野館長のコメント(with安野モヨコの「カントクちゃん」イラスト付き)が、勢いだけで書いてる感じが伝わってきて楽しいです。後半になると言うこともなくなってきたのかコメントがどんどん簡潔になっていく感じとか。
今回の大きなポイントは2つあって、1つ目は新作特撮短編映画「巨神兵東京に現わる」の上映。CG全盛のこの時代にすべてアナログ的な手法で制作された特撮。もう、大人の本気の遊びを見た感じです。映像を見た後でメイキングの映像も見れるのですが、「え!こんな感じでやってたんだ!」「こんな細かいところまで!」という驚きの連続。
そして2つ目は、ミニチュアステージのスタジオ。ここは撮影可能ですので画像を乗っけておきます。

樋口真嗣とミニチュアステージ。



こうやって写すと一瞬わかんないですよね。映像マジック。



こんな写真の切り抜きでも映像で見たら群衆に見えちゃう映像マジック。



西荻窪駅も再現されていた。Dilaができてるってことは最近の西荻。これは上映されていた「巨神兵」に出てきました。


最後のミニチュアステージではその中に自分が入ることができる上、撮影も可能ですので結構並びますが、これが楽しい。ゴジラ気取りで記念撮影して、年賀状のネタにしてみてはいかがでしょうか。ちなみにこの展示会、10月8日まで開催していますよ。