モテない系版好きな男ランキング2012、第1位おめでとうございます
昨年末、能町みね子先生が久しぶりに開催されました、「モテない系版好きな男ランキング」。
⇒ひさしぶりにやってみるかね - 能町みね子のふつうにっき
その結果は、以下のとおり。
それ以降の順位は以下のとおり。
というわけで、1月8日深夜に放送された「久保ミツロウ・能町みね子のオールナイトニッポン0」のコーナー、「脳内パワープッシュ」内にて退院と1位獲得を祝して星野源『穴を掘る』が流されました。選曲者は、能町みね子先生。この曲を選んだ理由として、以下の様なことを仰ってました。
私は星野源さんとの思い出が…「の」じゃなくて「との」だよ、実際にあるんだよ。これはイベント(男子禁制!!俺たちデトックス女子会)で話したんだけど(ここじゃ言わない)。
星野さんがソロ活動をする前にSAKEROCKのライブを見に行って。SAKEROCKってインストだから唄はないじゃないですか。でもそのときは、星野さんは1曲だけ『ちょっと最近歌ってみようかって思うんです』って感じで歌ったんです。それがものすごくよくて、「なんでこの人、歌わないんだろう」って思ったんですけど、その後ソロ活動をされて、実際歌って、「ああよかった、私の思いは通じた」って思って。…うん、ちょっと頭おかしいんですけど。
なので、私が初めて聞いた星野源さんの唄『穴を掘る』を聴いてもらいます。
恐らく2009年年末の「ねんまつのぐうぜん」のことじゃないかと思われます。なのでソロデビュー直前でしょうか。SAKEROCKのライブではそれ以前にも、それこそ「songs of instrumental」に歌声が収録されているので、ちょくちょく歌っていました。自分が2006年の年始に初めて見たライブでも湯川潮音をゲストに迎えつつ歌っていた記憶があります。
さて、能町先生は冒頭、「星野源さんとの思い出がある」という話をされていましたが、私には「星野源さんと能町みね子さんとの思い出」があります。それは、2007年の年末のこと。FM802のDJ、土井コマキさんも巻き込んだ、自分にとっては生涯ベストに残る出来事でした。
当時SAKEROCKのサイトにはメンバーのブログがあり、そこで星野リーダーが「くすぶれ!モテない系」について言及されていました。それは、『モテない系は「好きな音楽=くるり、漫画=松本大洋、お笑い=ラーメンズ」と言っておけばなんとか自我も保てるし、通常の人にも理解はされるボーダーラインである』という説について、「漫画=高野文子、音楽=林立夫くらいじゃダメなの?」というような趣旨を書いていました。それに対して、自分はなんの気無しに「いや、それはキビしいでしょ」って自分のブログに書きました。
そしたら、なぜか、それに対する返答が書かれてあったのです、星野リーダーのブログに。そこからはもう大変。元々彼に「くすぶれ!モテない系」を渡した土井コマキさん、そして著者である能町先生がそれぞれの意見をブログに書き合うという事態にまで発展してしまいました。
当時の記事を久々に引っ張りだして読んでみましたが…興奮しすぎていて文章が気持ち悪くて途中で読むのを断念しました。恥ずかしくて。それが、私の「星野源さんと能町みね子さんとの思い出」です。