「Loser's Parade」

for さえない日々

「笑っていいとも!」2014年3月に終了

32年の歴史に幕を降ろそうとしている。
熱心な視聴者ではなかったものの、星野リーダーのテレフォンショッキング出演には興奮し、ハマケンのコーナー出演にはハラハラしたのはとても印象に残っている。この、「あってあたりまえ」という日常が終わる感じは、何だかちょっと気味が悪い。

いいともが終わる、と知って思い出すのは今から10年前の映像。まだニコニコ動画YouTubeも存在しなかった時代に、ある映像が話題となっていました。それは、「ワラッテイイトモ、」というタイトル。キリンが主催するアートコンペ「キリンアワード2003」で最優秀賞を受賞しそうになったものの、いいともの映像をサンプリングしていることから著作権の問題により、「審査員特別優秀賞」を急遽用意したと言われており、著作権的に一般公開もできないという映像でした。
その存在を知ったのは、2004年の発売されたQuick Japan。たまたまその号が「水曜どうでしょう」特集だったために購入しており、別のページにその記事があったのでした。そのときは記事に内容から類推するしかなかったのですが、それから数年が過ぎ、ネットの発達でYouTubeやらニコニコやらが登場し、様々な動画のアーカイブがネットに溢れだしはじめたとき、ふとした時にそのことを思い出したら…ありました。それが、この映像。






平和だと思っていた「いいとも」の世界が、一転して不気味な雰囲気を醸し出していて、なんとも不思議な映像作品です。


あと、この曲も思い出したりして。

“笑っていいとも”やってる限り 平和だと思ってた けどもはや 平和ではない