「Loser's Parade」

for さえない日々

峯田和伸はどうしてあそこまで自分を曝け出せるのか

銀杏BOYZの「SKOOL KILL」のPVを見た。すっかり峯田氏、役者になっている。さすがアイデン&ティティ主役。というか、このビデオ自体かなり面白かった。今度出るアルバムは、ちょっと買ってしまうかもしれない。正直、GOING STEADY銀杏BOYZの音楽は自分の趣味にはあまりあっていない。しかし、彼の生き様にはかなり興味がある。それはやはり彼のブログをチェックしているからだろう。日記すらここまで作品として成り立ってしまうのは、もはや彼は表現方法をしないと生きていけない人間であることを証明しているような気がする。中には下世話なことも書いているが、俺はあんな日記が書いてみたい。しかし、到底追いつけない。あそこまで曝け出せないからだ。
自分と向き合うことにいつも逃げているためである。このブログを始めた理由のひとつに「練習」がある。「自分と向き合う練習」だ。もう24。半年後には25になる。自分の可能性、と言ったらなんだか大げさだが、自分は何に適しているのか、考え抜いていかないといけないと思っている。最近、というかずっと転職したいと思ってはいるのだが、何ができるのかわからない。何をやりたいのかも実はわかっていない。やりたいことはいくつもある。音楽、デザイン、WEB制作、プログラミング、広告制作、勉強、文書書き、写真などなど。でも、どれも仕事にする、となると1歩引いてしまう。自分にそんな才能があるのか?本当は公務員にでもなって余暇を満喫したいのか?仕事に打ち込みたいのか?わからないのだ。だから自分と向き合うようになりたい。それはずっと逃げてきたことで、就職活動中も結局はあいまいにしてしまったことだ。だからオレは峯田和伸に憧れる。あんな生活自体がロックな人間になりたい。
峯田のブログを読んでいると、たまに涙が出そうになる。あのブログを見てしまうと、アルバムがほしくなる。