「Loser's Parade」

for さえない日々

NANA

はまりやすい性格だとは知っていた。でも、まさか「NANA」にはまるとは、不覚だ。誰に対してもとても感情移入はできないのだが、なんだろうか、このはまりよう。1〜8巻までは会社の後輩に借りて読んでいたのだが、抑えられなくなりついに漫画喫茶にて現在進行中の12巻まで読破。いや、厳しい。むちゃくちゃ先が気になる。これまで何かと「過去形」で話されていたのだが、冒頭にいきなり現代の話が挿入。またそれがかなり衝撃的。いろいろな意見や感想を一通り見たのだが、ナナがいない。これが何を意味しているのか。ものすごいものが少女漫画では展開されているのね。あとシンが成宮っぽく成長している気がするが、映画ではノブ役だよな?そして見れば見るほど、中島美嘉はナナそっくりだ。いや、逆か。あんなふうに、休みの日になったら友人みんなでどっかの家に集まって昼からビール飲んで、というシチュエーションにものすごくうらやましいと思った。そこは切ないシーンなのだけれども。
あと、最後に作者自ら「商業漫画ですから」って言い放つのがなんとも素敵だ。

Nana (12) (りぼんマスコットコミックス―クッキー)