「Loser's Parade」

for さえない日々

YOUR SONG IS GOOD ワンマン

というわけで、バイク一人旅はあきらめて大阪へ旅立ち、無事に当日券でユアソンのライブに行ってきました。とりあえず一言で言うと、単純ですが、楽しかった。JxJxいわく「泣きの要素が足りない」なんて言ってましたが、心のベストテン第一位の「GOOD BYE」は泣きの要素ありまくると思うんだけどなー。この曲のときに「みんなを座らせ一斉にでジャンプ」をやってたんですが、その後の盛り上がりがものすごくてちょっと鳥肌立ちました。去年のボロフェスタで見たときは印象薄かったバンドだったのに、いまやワンマンまで行ってしまう状態ですもんね。いろいろ状況がかわったのか、それともあのときはアウェイ感が出ていたのか。それにしても本当に行って良かった。以下、印象に残ったことを箇条書き。

  • とりあえず一番気になったのはソデで誰よりもアガっていたカクバリ社長。
  • モーリスギター、最初は音が出ないハプニングで周囲をひやひやさせるが、後にエフェクターが原因と判明。この方は「ロックギター」なシライシ氏に対し「ジャズギター」な感じで、その双方のギターの違いが面白かった。
  • ダータカ氏、まさかの脱サラ。この方、最近転職したんじゃなかったんでしょうか。この人は若いからそういう冒険もできるでしょうが、次長という役職にまで就いているシライシ氏はやっぱいろいろ厳しいだろうな。しかしたまに面白いベースライン弾きますよね。シンコペーションとかも結構ツボです。
  • そのシライシ氏、すげーかっこよかった。Love Generationのギターとかよかったなー。あんなサラリーマンになりたい、と思った。サラリーマンの鏡です。
  • スペシャボーイズ準レギュラーでおなじみのズィ〜レイ氏、初めてマイクスタンドが立つもあえなく撃沈。8mileネタは面白かった。というか、今回改めて見て、ホントドラムうまいと思った。すごいタイト。ハイハットだけであんなにアゲられるんだと思った。ユアソンの音楽変遷を聞く限り、いろんなジャンルのドラムをこなせるんでしょう。
  • ショーティ氏、相変わらずの妖精っぷりを発揮。ハマケントロンボーンは乱暴だったり優しかったりと表情豊かなのに対し、この人のボーンはある一定のテンションを常に保っている感じだと思った。常に冷静というか。だからあんま音を外さないのかな、浜野さんに対して。いや、ぼーんうまうま君のも好きなんですけど。ホント、あの楽器は性格がそのまま出るんですね。勉強になった。
  • JxJx氏、さすがMCうまい、というか長い。最後のレイ引きちぎりは見ていてそれだけで盛り上がった。もうね、綺麗にレイの花が舞ってた。
  • ビークルなしバージョンで「OUR MELODY」披露。思わずSTUDIO GROWNを思い出してしまった。
  • まさかのWアンコール。(段取り間違いが原因)
  • MU-STARS卑怯だわ。「星空ビバップ」はダメだよ。反則だよ。それでちょっと帰れなくなった。そして京都に帰って友人らとカラオケに行った際、思わず「星空ビバップ」歌ってしまった。
  • スペシャボーイズTシャツを着てるグループがいて「うわー、やっぱ視聴者いるんだな。通販で買ったんかな。」と思わず見入ってしまうが、物販で売っていたことが終演後に判明。ものすごく買いたかったけど、お金がないので涙を飲んだ。
  • そういやいろんなTシャツを見かけた。NATSUMENだったりMONSTER baSHだったりビークルだったり。そんな自分はサケロックTシャツ。他にもいるかと思ってたのにそうそう見かけずちょっと恥ずかしかった。

総じて言える事は、みんな演奏うまいっすね。そしてホントに盛り上げ上手。こういうバンドがオリコンチャート賑わせたりしたら本当に面白い世の中になるのになぁ。何度も言うが、行ってよかった。