「Loser's Parade」

for さえない日々

東京タワー〜オカンとボクと、時々、オトン〜

様々な障害を乗り越え、ついに放送された「東京タワー」。放送日直前にはCUEダイアリーに大泉さんより長々とこのドラマに対してのことを(今自身に起こっているトラブルについても匂わせながら)綴っている。それだけ、このドラマには思い入れが深かったのでしょう。
オレはこのドラマの原作を読んでいない。周りからも「読んだほうがいい!」と力説されたことがあったが、なんか機会がなくてそのままになっていた。結果的に原作のイメージに固執することなく素直にドラマに集中できた。どうやらドラマ版では彼女の話は出てこないらしいので。
ドラマの展開としてはまぁ、なんというかマザコンっぽさが強調された話だなぁ、なんて思っていましたが、いやいや、まさか大泉洋の演技で泣くとは思わなかった。オカンが最期のときに空言をつぶやいているときの演技に不覚にも涙が出てしまった。このドラマは初めて大泉洋という人物を意識せずに見れたドラマだったかもしれない。このドラマが彼の役者としての代表作となるのは間違いないですね。うん、よかったよ、大泉さん。ほんと、フジテレビ系列以外での彼の演技を見たいんだけどなー。