「Loser's Parade」

for さえない日々

みやこ音楽祭1日目

すごく楽しみにしていたみやこ音楽祭ボロフェスタに行けなかった身としてはその期待感は格別なのでした。新幹線で京都へ向かい、そのまま東福寺→京阪出町柳出町柳から西部講堂へ向かう道は特に変わらず、京都に来たという実感。少々遅れていってたため、ちょうどAUXから参加。

  • AUX

いきなりBad Stuff時代の曲連発。「僕らは電気の原始人」から「ワスレロ」「エレベーターガールに見せてやれ」「デジタルタジタジ」そして表題曲「僕らは電気の原始人」など。途中ヒューマンビートボックスの方を招き入れて演奏も。タイトでファンクでやっぱかっこよかったなぁ。味噌汁=神の水!あのお子様はあんなに小さいうちからステージに上がってて、相当な英才教育を受けていると思います。

後ろの方で見てたけど、なんか茶々を入れる男性客が多かったなぁ。初めて見るチャットモンチーは、とりあえず「かわいい…」。スペシャボーイズで見るゆるゆる加減もそのままだけど、演奏となるとたまにフックがかかるところが気持ちよかった。えっちゃん、小さいのに声量あるなぁ。

去年も同じ場所で(講堂内だったけど)少年ナイフ見てました。客の盛り上がりが半端なかったです。アクションがいちいちかっこよくてKISSみたいだった。とりあえずね、ドラムの人がかわいいのですよ。「TOP OF THE WORLD」よかった!

いや、矢野さんの破壊力をなめていました。相当よかったです。なんか泣いている女性客を多数見かけましたよ。ほぼ日でちょうど対談記事がアップされてたんでタイムリーだったんですけど、ほんと神だか天使だかが舞い降りてました。「ごはんができたよ」はやばかった。あとくるりの「ばらの花」をカバーしてたけど、矢野さんが歌うことで改めて歌詞の良さに気がつきました。

あら恋とのユニットは初めて見たけど、相変わらずのささやきボイスっぷり。しかしバックが爆音エレクトロ。個人的にはwith his best friendsの方が好きだけど、これはこれでアリでした。ていうか、あら恋ってこんな激しい感じなんだ。初めて見た。

高校のときに真心を名古屋のフリーライブで見た以来だから…約10年ぶり?その時はまだ倉持陽一でしたね。弾き語りということもあり曲も少なめでしたけど、録りたての新曲を披露してたり。次のサケのために途中で出てしまったんですけど、「どか〜ん」もやったそうじゃないですか。しまったなぁ。

私は今日はこの人たちを一番見たかったのです。今後のワンマンツアーを見にいく人にとってネタバレになってしまいますが、今までのセットリストに「インストバンド」「トロピカル道中」が加わってました。というか、ド頭に「インストバンド」やって「それをしょっぱな!?」って感じで感動しちゃいました。正直卓史くんのピアノがなかったら成立しないんじゃないかと思ってたけど、全然そんなことはなく。そして「old old york」ではあ、またこの人たちちょっとアレンジ変えてきてる。スキャットの途中でブレイク入れてみたり。どんどん改良されていくなぁ。途中ハマケンが間違えて止めやがったけど。その代わりにとっさに「信長」やってくれてよかったけど。ちなみに本日のネタは京大という事で「学生運動(1,2,3,4ー,5,6,出て行けー!)」。本日のMC、「mixiのハマケンコミュがついに星野コミュに抜かれました!」ということでナイーブになってる隊長。「源くんCM見たよー!」という歓声に「オレだってCM(ニッセン)出たよ!」と拗ねる隊長。「なにこれ!?」とほっぺ指差しポーズを罵倒する隊長。そこに肩を叩きほっぺ指差しを実演してくれたリーダー。相変わらずの仲良しっぷり。「トロピカル道中」はまだまだ演りこんでないので多少不安定なところもあったけど後半の変調っぷりがすさまじかった。んでそのままなぜかハードコアに変わってハマケンがマッドカプセル並のデス声ラップ披露してたし…。いやはや、今後のツアーが非常に楽しみです。客もかなり大勢見てて盛り上がってたし、おまけにアンコールまで要求されてたし(収拾つかなくなったので浜野+星野が再度出てきて「京都」アカペラバージョン披露)。

  • soul of どんと

ハマケンの京都見てたら途中からになってしまった。ゲスト陣も豪華でYO-KING少年ナイフ直子さん、くるり繁さん、小嶋さちほさん、ソウルフラワーの中川さん、金子マリさん。最初のゲスト、あの森山未来みたいな人は誰なんだろうか、と思ってたら、どんとの息子さんだったそうです。YO-KINGが「夢の中」を演ってたけど、これってYUKIも歌ってなかったっけ?去年の音魂で見たような記憶が。夫婦揃って同じ曲というのがなんかよかった。


サケのレポが大いに長くなってしまったのは筆者の思い入れの所によるものなので許してください。とにかく寒かった。春先のチャイナさん追悼イベント以来の西部講堂だったけど、やっぱり西部講堂のイベントにはずれ無し。公式パンフも買って、繁さんや飯田さんの京都音楽への思いを読みつつ明日に備える。