「Loser's Parade」

for さえない日々

キャッチボール屋〜横川シネマ

横川シネマ初体験してきました。「キャッチボール屋」です。広島公開日には急遽サケロックのハマケンが舞台挨拶(音楽担当が単独で舞台挨拶って、すごい試みだなぁよく考えたら)ということで、これを機会に見にいって参りました。話の流れは、本当に劇的な事件は起こらず、ただただ淡々と流れていき、まるで夢のような感じだった。主役の男性(大森南朋)の流れに流されていている姿が、なぜか自分と重なってしまい、ちょっと感情移入してしまった。キャッチボールを通じて分かってくる人間模様がなんともシュール。なんだか細かい笑いがたくさん散りばめられていました。それにしても庵野秀明のあの投球じゃキャッチボール屋は任せられないだろー。あまりに下手すぎて笑った。
そして上演後、お待ちかねのハマケン登場…のはずが、なんと遅刻。どうもリハが押していて4時から挨拶なのに4時にライブ会場を出たとのこと。なんとか横シネ管理人の方が繋いでいると、FESTA de RAMAでも見たタンクトップに野球帽というスタイルで角張社長とともに走って登場。舞台に立って早々土下座。「起きたら、新幹線出発の時間で…目覚ましをAMとPM間違えてセットしてました…。なので自腹で3万くらい払って飛行機で来たんですけど案外リハが押してました。あ…急いで野球帽を被ってきたんですけど、『阪神』だったというミスを犯してしまいました…」という言い訳を披露。その後も一人喋りだったけど、案外ちゃんと進行していた。当然「昭和報われない音頭」も披露。終了後は入り口で角張社長ともども出迎えてくれたので、「今日ライブ見にいきます!いつもスペシャ見てます!」と緊張しながらも話しかけたところ「あ…ああ〜ありがとうございます」となぜかハマケンの方が緊張した返答が来た。不思議だ。