「Loser's Parade」

for さえない日々

from nakameguro to everywhere

行ってきました、コーネリアスのライブ、THE CORNELIUS GROUP "SENSUOUS SYNCHRONIZED SHOW"。中学時代から聞いてたけどライブは初めて。すげーよ、コーネリアス。まさにショーでした。演出がすばらしい。チケットの値が割高だったのも納得(ちなみに前売り5,500円)。ちなみにゲストはレイ・ハラカミ。広島出身・京都在住ということでなんだか親しみを感じています(私は昨年まで京都在住でしたので)。ハラカミさんの音はなんとなく聞いていたけどライブはこっちも初めて。「ウィッス」と始まった演奏はまるで職人のようでした。電子音楽の演奏方法は鍵盤を使わないものだとどうやって演奏しているのかが全くわからないのですが、ハラカミ氏はひたすらツマミをいじり続け、淡々とアンビエント寄りの音を奏でておりました。
そしてコーネリアス。ハラカミ氏の演奏が終了した後、大掛かりな舞台転換。クアトロの舞台には幕が貼られ、そこには黄、赤、青、白のバーがひたすら交互で映し出される。ライブが始まったら縁者の影が映し出され、音と映像がシンクロ。映像の最後には「こ・ん・に・ち・は」という言葉と宮島の映像(恐らく場所ごとにご当地ネタを使ってると思う)が映し出され幕が落ち、清水ひろたか・あらきゆうこ夫妻、堀江博久と共にコーネリアス登場。なんというかですね、映像と音のシンクロは卑怯だ。いやがうえにも盛り上がる。あれ、ホントどうやってるんだろうか。肝心の曲は新作〜昔の曲もちょいちょいと。音はシンプルに聞こえるのにものすごく緻密な構造をしているのが見え見えで、圧倒。やっぱり行っとくものですね、ライブは。言葉じゃあの場は表現できません。そしてテレビだけじゃ全然伝わらないです。個人的にはずっと生で見たかったあらきゆうこさんのドラムを見れたのが嬉しかった。今は金髪じゃないんですね。


それにしても外国人の客が多かったのはさすがワールドワイドと言うべきか。その外国人がすんげーデカい上にいきなりライブ途中に突如オレのまん前を陣取ってものすごいハイになってたときはどうしようかと思ったけど。