黄色い涙サントラ+メイキング
M-ON!にて「黄色い涙 音楽メイキング」を放送。まさかのSAKEROCK特番のような形でした。SAKEROCKの不思議で絶妙な音楽をいったいどのように作り上げていくのか非常に気になっていたので、自分にとってはお宝映像。なにより印象的だったのが「平凡な人生」制作過程。ハマケンが初めて主導権を握って制作されていく過程がなんかとってもよかった。おぼつかないハマケンのディレクションに、おちょくりながらも優しくついていくメンバーの雰囲気が、なんか、もう。衝撃映像としてはハマケン+田中馨×嵐の櫻井氏の対談。ハチクロの共演をきっかけにSAKEROCKを知るようになった櫻井氏、「LIFE CYCLE」の「ボーンうまうまくんのラップ」=「サクラップ」ということにいたく感激していた様子。というかハマケンがナチュラルにジャニー用語を操ったのが謎だ。ジャニオタな妹の影響なんだろうか。櫻井氏「1960年代の時代を、今の同世代の僕らが作り上げたことが“してやったり”だった」田中氏「懐古主義とは違った感じでできたかも」という言葉が印象深かった。
そんな背景も踏まえると、いっそうサントラを興味深く聞くことが出来ましたが、真にこのサントラを理解するには、やっぱり映画を見ない限りわからないですね。サントラって、やっぱりそういうものですから。メイキングを見てよりいっそうそう思った。去年の6月に撮影現場まで足を運んで空気を感じとっている姿といい、映像を見ながらその場で音を作っていく姿といい。サントラ単体でももちろんよかったけど、やっぱり映像ありきのものなんですよね。なんて効果的な宣伝なんだ。
そのサントラ。伊藤せんぱいも言ってましたが、ハマケン作曲の「平凡な人生」がいい意味で浮いている。なんだかやけにポップで、やけに気だるい。最近やけに頭の中でぐるぐる回ってます。あと「黄色いカレー」のトリップ感や「黄色い着物」の浮遊感も好き。なんだ、やっぱりサントラ単体でもいい作品なんだ。というわけで早速タワレコさんでもらってきたハガキを応募しておきたいと思います。あと、猛烈にマンドリンが欲しくなった。
- アーティスト: サントラ,あさばじゅん,youth case,SAKEROCK,北川吟,嵐,相葉雅紀
- 出版社/メーカー: ジェイ・ストーム
- 発売日: 2007/04/04
- メディア: CD
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