「Loser's Parade」

for さえない日々

大人計画フェスティバルDVD(体育館編)

auのCMで「“掟”を検索」と言っているが、検索すると掟ポルシェ氏がトップになるのは何かの陰謀ですか?


買っちゃいましたよ、大人フェスのDVD。2枚組のため、今回はまず「体育館編」を挙げてみます。まあやはり、このブログの性格上、SAKEROCKを取り上げないわけにはいかないのですが、星野リーダー曰く、今度発売される「ぐうぜんのきろく2」があるため、あまり入れることができなかったとのこと。そのため、結局入っているのは「穴を掘る」「慰安旅行」「イケニエの人(vo.阿部サダヲ)」の3曲。ただ、やはり「生活」の元曲となった「イケニエの人」が見れたのは嬉しい。「生活」とはまた微妙にアレンジや構成が変わっています。演劇界のアイドル阿部氏×自称スペシャのアイドル浜野氏の貴重なカラミが見られるのも貴重です。「イケニエの人」、シアターテレビジョンで最後の方だけチラッと見ただけだったので、そのときは「あれ?これってもしや?」ぐらいにしか思ってなかったんですが、是非とももう一度シアテレで放送してほしい。ちなみに副音声ではリーダーが一人であれやこれや語っておりますが、ここの発言を聞くと、もしや、ライブの音声、編集されてる?「ここでハマケンがミスります」と言ってるのにそんなことなかったのを見ると。あと他の出し物での副音声を聞くと、NHKの素晴らしい編集なんでしょうか?いや、この件については夢を壊しそうなのであまり言及しないようにしておきます。しかしずいぶんと「生活」を演奏し続けてきていたと思うのに、急にこの日だけ「イケニエの人」バージョンを演奏して、よく構成を間違えなかったなぁ、と思うしだいです。微妙に違うからこそ間違いやすいと思うのに。さすがプロ。
あとは“宮崎吐夢とじゃがいもの会”。もちろんSAKEROCK(+河井克夫)がバックを務めています。これは以前発売されたグループ魂のDVD「雨の野音」に収録されているものとほとんど同じ。ただしBACKSTREET BOYSの曲を浜野さんもボーカルに加わり披露。しっかし、一応フジロックのホワイトステージに出演したほどのバンドであるにも関わらず、こんなライブまでこなしてしまうのが、本当にくだらない(もちろんいい意味です)。吐夢さんが「ハマケンはこの静かなるユーモアの方がおもしろい」と評していたのに納得。無駄にうまいのが笑いどころです。ちなみに吐夢さんの喉がつぶれかかっているのは、カクバリ社長のせいだそうです。そのあたりは副音声をご参考に。さすがC調、角張渉。
その他、松尾さんのママさんコーラス、紙オケ、グループ魂東京ムードパンクス、体育館ではないけどオープニングとエンディングも収録。実はサケよりも興味があったムードパンクスなんですけど、すごいわこれ。なにせメンバーがリリー・フランキー氏を筆頭に、ベースにSLY MONGOOSEの笹沼さん、ギターに遅刻氏、キーボード兼パーカッションにチャーべさん(どのフェス行ってもサポートで出てきますよね)、ドラムがZAZEN BOYS松下敦氏。なにこれ、なんのオールスター?ってくらいに豪華。演奏が重いです。最後には客席にドンペリを吹きかけるなんていう荒業を披露してました。もっとライブやったらいいのに。そしてリリー氏のフライングVがかっこいい。あとは破壊さんのドラムが思った以上にうまくてびっくりしたり、紙オケを見てオレも吹奏楽をやってみたいなんて簡単に感化されたり、ママさんコーラスの中に実はNHKプロデューサーの奥様がいたなんて秘密を知れたり。オープニング映像で、星野リーダーがあてぶりの声と行動のタイミングを微妙に間違えてたりしたところがおもしろかった。というか量が多くて全部見るのに時間がかかるので注意してください。
と言うわけで皆様、「慰安旅行」は吐夢さんの曲ではないことをご理解ください。リーダーが少々ご立腹だそうです。

amazonでは¥7,207です


そういえばmixiで見ましたが、「ぐうぜんのきろく2」の発売日が7月11日になったそうですね。ただ、前回も結局1週間ほど予定からずれたので、本決定かどうかは定かではありません。リーダーも忙しそうですし。あ、連載している「H」が月刊から季刊になったからちょっとは楽になったのか?ちなみに価格は税込¥3,980。うん、この値段が妥当だと思います。前回が採算無視でサービスしすぎでした。2枚組というのに早くも期待。あのアルバム参加者全員ゲスト参加した渋谷のワンマンが是非とも見たい。もう2度と披露しないであろう元メンバーの野村卓史氏を交えての「インストバンド」がめちゃくちゃ聞きたいし見たい。


ついでに。with阿部サダヲの映像がもう上がっちゃってました。ひそかにアップしとこう。これで外出してても見られる。