SWEET LOVE SHOWER 2007 SPRING - 「Loser's Parade」

ドタバタありつつ、行ってきました、SWEET LOVE SHOWER 2007 SPRING。久しぶりの野外でのライブということで、すっかり日差し対策などを忘れておりました。おまけに夕方になると徐々に冷え込むという季節感も抜けており、眩しかったり寒かったりと大変なことに。来週のcircleに向けて、いろいろ学習させていただきました。というわけで、今回の様子を箇条書きにて。あ、ちなみに今回のライブはやはり、スペシャで6月後半に放映されるそうです。

榎本くるみ（OPENING ACT）

伴奏者は、その外見を見たら忘れられない、YUKIや椎名林檎のサポートをしているスキンヘッドの鍵盤奏者、皆川真人氏。
外見がなんだかBjorkを髣髴とさせてて気になってました。唄が印象的。
2曲で終了。結構印象に残りました。バンドがバックだったら更に凄かったかも。

DOPING PANDA

盛り上がってました、ドーパンさん。ボーカルのフルカワ氏は盛り上げ上手だなぁ。
どうやって打ち込みを同期させてるのかばかり気になった。第4のメンバーがMACをいじってることは確認。あとドラムが途中いろいろいじってる。
というかドラマーさんの叩き方がスマートで見ていて楽しい。全員がフルカワ氏を見ている中、一人だけずっとドラマーさんを見てました。
あ、ヘッドホンしてないかと思ってたら、イヤホンだったのか。髪が長いから隠れてて気がつかなかった。クリック音とか流してるんだろうか？サンレコとかで見たらその謎が解明できるのか？打ち込みの知識は全くないので、不思議でしょうがない。

SAKEROCK

福岡以来のサケ。サケ自身も1ヶ月ぶりの始動ということで。
セッティングを自ら行っていたのはサケと髭だけだったかも。
本日の浜野さんは寅さんスタイル。てっきり阪神の野球帽を被ってくるものだと思っていたのに。
その他メンバーは私服。田中氏はこの前の滋賀のライブと同じような出で立ち。
メンバー全員、ブローチのようなものを付けていたが、あれはなんだったのか？一切の説明無し。遠目から見たら、前長野県知事の田中康夫氏がつけていた「やっしー」にしか見えなかった。
しょっぱなから「ラディカルホリデー」。野外イベントなのでリハがなかったからと思うが、外音のバランスが…。前がドーパンだったから余計に全体の音が小さく、ボーンの音だけやたら目立っていた。
加えまして、みんなミスってましたよね？特にアイドル二人。リーダー苦笑い。いきなり不安な出だし。
今日のold yorkは「ハマノズ・ブート・キャンプ」。ハマノ隊長は大阪城へ篭城し、ロデオボーイと戦ってました。途中、女性客ドン引き下ネタあり。そして、ネタがいつもより長かった。
「愛想笑いありがとう」
「スペシャボーイズ見てる人！」「うわ、中途半端！こんなものなの？」すいません、シャイボーイなので手を挙げられませんでしたが、見てますよ。
「やっぱ好きやねん」、大阪ということで元ネタを理解できる人多数のためか、ウケてました。でもそろそろ元に戻して欲しいというのはわがまま？
「慰安旅行」はスーダラ節のフレーズ挿入バージョン。これやってくれたのは嬉しかった。
「ドーピングパンダ、客席暖めてくれてありがとう」
ドーピングパンダに対抗して、全く無意味なPut Your Hands Upスタイル。
最後の方ではちゃんと外音バランスもよくなって、ドラムがちゃんと聞こえた。「生活」を野外で聞くのはやっぱ楽しい。
イベントのため、初見の方多数の印象。みんな曲よりも浜野さんに度肝を抜かれている様子。あ〜、それで勘違いしないで〜、と心の中で叫ぶ。
なんだか最初の方は空回り？って印象を受けてしまいましたが、最後にはちゃんと持ち直してたんじゃないかと。あくまで個人的且つ生意気的感想ですが。

ホフディラン

もっと後から出ると思ってたのに、3番目の出演。
「恋はいつも幻のように」「遠距離恋愛は続く」「欲望」など、名曲オンパレード！
ホフのポップさはすごいツボです。
ベイビー氏の暴走を生で体験。
ユウヒ氏はおぎやはぎの小木さんに似ている、とは同伴者談。
テレビ放映に向けてベイビー氏、「復活したぜ！」「イエ〜イ！！」を強要。しかし、「遠距離恋愛は続く」がなかなか言えず、かみまくり。3回くらいやり直しました。
ブレイクやキメのときにユウヒ氏が行う水平チョップが気になって気になって。
新曲もいい感じにツボをついてくるポップ。素敵な30代だ。半ズボンだし。

PERIDOTS

みんな休憩タイムかのように座ってましたが、座って聞くのが似合うような感じだと思います。
MCも素朴でしたね。
同じ外でも、もうちょっと小規模で、夕暮れ時に聞いたらまた印象が違ってたかも。

チャットモンチー

屋台でたこ焼き買おうとしてたら行列。そのため、席に戻れず、後ろの方でチラチラ3人を垣間見てました。
コーラスワーク息ぴったり。
「ハマケンさんが聞いてたけど、あんなに少ないわけない！もう一回、スペシャボーイズ見てる人！」「あ、これは見てないのに挙げてる人もいますよね？」浜野さんとチャットの人気の差（主に熱狂的男性ファン）が見れました。浜野さん、残念！
改めて、熱狂的男性ファンの多さに…。いや！いいことだと思いますよ！？サケとは逆の現象ですね。

the pillows

多分観客全員がトリだと思ってたでしょうが、トリ前でした。オレもトリだと思ってたので、転換中にオレンジのアンプがセッティングされたのを見てビックリ。
4年ぶりのピロウズ。最早大御所感。多分、“目当てはピロウズ”という観客は今回一番多かったのでは？
ピロウズ、最近のアルバムは買ってなかったけど、やっぱいいなぁ。ピロウズはリフ命だと、高校から聞いてたけどやっと気がつきました。「Please Mr.Lostman」〜「HAPPY BIVOUAC」は一時期めちゃめちゃ聞いてました。
「Ride On Shooting Star」や「Carnival」のような変態的、独創的なリフが大好物です。やらなかったけど。
「ハイブリッドレインボウ」のリフはロックの殿堂入り。ファズを踏む瞬間は神の領域。学生時代、一人で必死に耳コピしたのを思い出す。
それにしてもこんなに熱狂的なファンがいるのに、なんでもっと売れないんだろう？不思議でしょうがない。ミスチルとも絡んでるのに。最近更にファンが増えたような気もするのに。
終演後、帰る客多数出現。それは時間のせいなのか、pillowsが終わったからなのか。

髭(HiGE)

実はひっそりと楽しみにしていた髭。どんなパフォーマンスをするのか気になっていた。
全員バラバラの服装で、おもしろいなぁちくしょう。
楽屋の花とか舞台にあげて、おもしろいなぁちくしょう。
ギターが二人いて、一人がおかしなフレーズを弾くだけで無条件に好きになってしまう。
ツインドラムだから、もっとツインドラムでしかできないフレーズを叩け！と心の中で叫んでしまうのは、変態ドラマーが好きだから。
須藤氏のMCはディラン（なだぎ武）を想起させる。
でも、短時間ではあの世界に観客を引きずり込む事は難しかった模様。

相変わらずですが、サケの記述が多いのはご了承ください。なんというか、やはりフェスとは違いあくまでイベントなので、演者が観客を一丸とさせるのは難しかったのかも、なんて邪推してしまいました。まぁでも、こういう機会がないと見ないようなアーティストも見れたので、なかなかよかったかも。寒かったけど。
そういえば関西に7年間も住んでいたのに、大阪城野音は初。大阪城公園自体にはずいぶん前に行ったっきりだったんですが、なにやらいろいろと面白そうな風景だったので、休みの日に散歩したら楽しそうだ、と、今となっては叶わぬことを考えておりました。

そういえば。カクバリズムのニュースでひっそりと発表されている星野リーダーの弾き語り、8月2日（木）に名古屋クラブクアトロであるそうですよ。出演はべーさんことベートルズとキセル。ベーさんのブログに詳細が書いてました。3組とも独特の雰囲気あるメンツですね。そしてこれは未発表ですが、SAKEROCKが今年の「風とロックFES」に出演だそうですよ。対バンが銀杏BOYZ！！！！！！！「風とロックがサケと絡んだか〜」という気がしないでもないですが、素敵な組み合わせ実現なのは素直にうれしい！これ、めちゃめちゃ見に行きたいけど、7月10日（火）と平日…。せっかく東京にいるのに！e+のページにちょっと載ってます。東京での仕事量がわからないけど、見に行ける時間に帰れるのかなぁ。行けるかどうか別として、チケット取ってしまおうか。んで、無理やり帰らせてくれないかしら。