「Loser's Parade」

for さえない日々

ペンギンハウスでグッドラックヘイワ

気が付けば結構更新が止まってましたが、なんとなく元気です。更新がストップしているのは、ただただパソコンが不調なだけです。東京生活は徐々に慣れてきております。それにしても土日が忙しくてたまりません。行きたいところがヤマほどあります。そんな流れで今週は高円寺へ、グッドラックヘイワを見に行ってきました。場所は高円寺純情商店街ねじめ正一!)の中にある、ペンギンハウス。50人ほどで満杯になる、ちょっと小さな居酒屋兼ライブハウスという面持ち。場所が場所だけに、演者との距離が近い近い。空いてるほうへ、空いてるほうへと移動していたら、気が付けば演者との距離1mくらいのところにいました。近すぎる!
開始時間を間違えており、入ったらすでにスタートしていました。最初はKilling Floor福島氏の別バンド、africo。ゲストとして浜野謙太氏がいました。常々映像やらkilling floorの音源を聞いていて思っていたことですが、(サケでよくミスをするということを前提にしてしまいますが)浜野さんのボーンはウマい。それだけサケで求められているフレーズの難易度が高いのだと思う。確かにトロンボーンであんなフレーズ吹いてる人、他に見たことがない。自分が管楽器系の音にウトいだけかもしれないが。言い訳のように浜野さんが「サケはコードが難しいもん…」って言っているし。africoの音楽は雑多的ワールドミュージックで、各人のソロが輝いていました。
続いてのバンドはEgoistic 4 Leavesという、名古屋で活動しているバンド。メンバーは岐阜+三重出身と言うところに共感を得ました(自分が三重県津市出身+母方の実家が岐阜県大垣市なもので)。調べてみると同い年ってところなのも共感。みんなテクニックがあり、自分が大学時代にやっていたことはなんだったのか、と今更ながらに恥じてしまった。インストバンドって、テクニックが必要なんですよね。かのスガシカオ氏がかつてギターの練習を毎日10時間はしていたという言葉を思い出した。
そして滋賀の酒蔵でのライブ以来、2回目のグッドラックヘイワ。このバンド、音源だけではスゴさが全然伝わらない。生で聞いてこそのバンドだと思います。なにせ2人の息がぴったり。今回はピアノが壁を向いているため、鏡を使って目線を合わせるという芸当を披露。滋賀で聞いた時、ものすごく好きになった曲があって、それが『スチューピッドワープ』と言うタイトルだそうで、野村氏いわく、「バカなヤツがワープしたら、をイメージした曲」だそうで、「この部分(と言ってフレーズを弾きながら)はドラえもんのワープをイメージした」そうだ。しかもファミコンの。同世代なので一瞬で理解ができた。あと『宇宙の犬』という曲もスゴい好きだ。なんというか、インストバンドは本当にタイトル命(川勝正幸氏がサケのレビューで使用したフレーズ)だと思わせる。そして『TIKOKU』が名曲過ぎる。アンコール後に披露した、かつて「net-flyer」で配信されていた曲は、野村氏の壮絶フレーズ堪能できます。ホント、もっと精力的に活動してほしいなぁ、なんて思ってたら、いつの間にかグッドラックヘイワ、レーベルに所属が決定していました。そのレーベルは、ユアソンの盟友COOL WISE MENが在籍しており、bonobosやCLOVERSを輩出した「Galactic」です。今年中にはまたアルバムも出す予定だということで、今後が非常に楽しみです。うわ、カクバリズム6月行こうかなぁ。今まで見た2回とも生ピアノバージョンだったので、機械使用バージョンも見てみたい。行けるかなぁ。今のタイミングなら仕事が忙しくないから平日だけど行けるかも。

Galacticニュース:NEW ARTIST グッドラックヘイワ!!