「Loser's Parade」

for さえない日々

去年ルノアールでイベント

せきしろさんに対して「落合記念館ゲームは今度いつ開催するのですか?」という質問を書いたのは私です。読まれたにもかかわらず浜野隊長のハグをもらえなかったのは私です。…あれ、絶対仕込みの質問だと思われたんだろうなぁ。


そんなわけで、日曜日はルノアールのイベントでした。場所は渋谷のJ-POP CAFE。来場者数は150名以上だったかと思います。こんなに物好きな人間がいたものだと感心してしまいました。司会に抜擢された浜野さんはいつもどおりのグダグダ。「キャバレー」が閉幕した星野リーダーは髪を黒く直し、事前告知には記されていなかったスチャダラANIはおいしいところを持っていき、大根監督は浜野さんをいたく気に入っている模様で、せきしろさんはいつもどおり物静かでした。
浜野さん恒例の即興歌を披露した後、「みんなでドラマを見つつ、生コメンタリー」では、ゲストが気に入っている回のドラマを見つつグダグダ喋り。ちなみにゲストが選んだものは…

ANI→バナナの回
星野氏→最終回
せきしろ氏→裏Menu:島崎藤村の回
大根監督→ジョンの回

といった感じ。DVD版をまだ完全には見きっていない私としては、「バナナの回には、バナナマン両名が店員になっているカットが差し込まれている」という伝わりにくい仕込みがツボでした。あと「島崎敏郎に『この本の面白さがまったく理解できない』と言われた」なんて逸話も。ちなみにジョンの回はDVDでもボツになった「吐夢さんがヘイ・ジュードのメロディーを歌っちゃってるバージョン」を流してくれました。コメンタリーといいつつ、話は脱線しまくりで、絶対に公にはできないような発言も出まくってスリリングでした。浜野さんが井の頭公園で…とか。
続いては質問コーナー。事前に提出しておいた質問用紙にゲストがどんどん答えていくという流れ。リーダーへは「はなまるうどんなか卯のうどんどっちが好きですか?」などと、くだらない質問が殺到。さすがせきしろさんが関わるイベント。質問チョイスが秀逸。ペンネームのセンスもよかった。あれは絶対ハガキ職人の方だったと思います。ちなみに質問が採用された方には浜野さんのフリーハグがプレゼントされました。ちなみに最も面白い質問をした方にはリーダーが劇中で使用していたトートバッグをプレゼントされたのですが、この質問者の方がせきしろさんファンということもあってか、とてもきれいな方だったのにペンネームが「人民元」と、さすがのセンスで感心したものでした。と、ここで冒頭に戻るのですが、私のせきしろさんへの質問、「落合記念館ゲームは今度いつ開催されるのですか?」が最後の最後で採用されてしまいました。そして、なんと今から行うとのこと。イベントの進行上、ナイスアシストを思いがけずしてしまったのでした。準備のために進行が慌しくなったため、フリーハグプレゼントという設定をすっかり忘れ去られるという結果になりました。いやはや、心の中でズッコけたと同時に「あ、ネタになる!」と思ってしまった私はMでしょうか。
そして最後にせきしろさんプレゼンツ「出張版・落合記念館ゲーム」がスタート。おそらくサケのお二人をお目当てに来ていた大多数の方々はご存じなかったでしょうから、6月に行われた第2回の様子はこちらを参照してください。ルールも書いてます。このゲームをやるにあたって不安視していたのは、今回の司会が浜野さんであったこと。あのゲームは司会(南海の山里)の秀逸なツッコミがないとかなりグダグダになってしまうのでは…と内心思っていたのですが、始まってみると意外や意外、浜野さんもナイスコメントを出していましたし、さすがだったのはANIのおいしいところをかっさらうコメントでした。今回の出張版で印象に残った言葉は…

渡辺淳一専用ザク」(大根監督)
渡辺淳一におまかせ!」(ANI)
「ミッシェルガン女子高等学校」(星野)
「ミッシェルガン飯店」(ANI)

決勝戦はリーダーvsANIだったのですが、最後はANIの「森口博子スポット」で試合終了。見事優勝を掻っ攫いました。いやはや、盛り上がりましたこのゲーム。さすが前回のイベントのときに大根監督が「テレビで企画できますよ!」と言っていただけある。(私の真後ろが大根監督で、休憩中に監督が関係者に話していたのが聞こえてきたのです。)
エンディングになって酔っ払いのSHINCOが乱入。それはそれでおいしいところを持っていきました。さすがスチャダラ。そしてSAKEの告知としては12月のワンマンと「来年の夏ごろにアルバムを出したい」とのこと。この発言については浜野隊長、聞かされていなかったのかビックリしていました。その後出演者が退場していく中、一人居残りの浜野さんはまたも即興歌。苦し紛れにまだその場にあった落合記念館ゲームセットをめくり、出した言葉は「ミッシェルガンカット」。これには会場含め、浜野さんをいたく気に入っている様子の大根監督も再び客席に混じり、一緒になって笑っておりました。


こんな感じで2時間ほど繰り広げられた今回のイベント。久しぶりに見たサケのお二人を見ると、次のライブに期待がかかるのでした。そして気になったのは、イベント会場の入り口に掲げられたイベント内容のボード。よくよく見てみると、「出演者:浜野健(SAKEROCK)」となっていたことでした。がんばれ浜野謙太!