吉田豪vs江頭2:50
「hon-nin」での吉田豪連載、『hon-nin列伝』を読みましたか?毎回、内田有紀、しょこたん、麻生久美子などの知られざる壮絶な過去を暴いていくこの連載。今回のインタビュー相手は江頭2:50なのです。てれびのスキマさんでわかりやすいまとめが伝えられていたので、すごく楽しみにしておりました。・・・壮絶です。こちらのストリーム・コラムの花道を聞くと、今回の対談のこぼれ話も聞けて一層すさまじさが伝わってきます。
江頭 - 僕は勝新みたいな昔の豪傑の人の話を聞くのが大好きなんです。でも、話してるうちに「それって昔のひとの話じゃねえか。そのお釣りで俺たち飲んでねえか?」って思うんです。俺らはやってねえだけじゃんって。
―俺も伝説をつくらなきゃダメだ、と。
江頭 - そりゃもう!もっと俺たち面白いぞ、と。過去形になってるのが悔しいんですよね。「たけしさんの頃まではよかった」とか「やっさん(横山やすし)はすごかった」とか、過去形じゃねえんだぞ、この野郎!だったら俺だってもっとすごいことやってやる!過去形にはさせないですよ、俺の目の黒いうちは!
この人は「芸人」を一人で引き受けているのかもしれません。今回の原稿にはスーパーバイザーの松尾スズキもいたく感銘を受けているようです。この人がテレビに出ていると画面から目が離せなくなるのは、そういった背景が見え隠れしているからかもしれません。以前も書いたけど、やっぱこの人、舞台俳優としても活躍して欲しいな。きっと本人は拒むと思うけど。
俺のライブに来てる奴らを見てると、
結婚はおろか、恋愛もまともにできないんじゃないかって
いうような奴ばかり、だけど俺は、そういう奴らにこそ、
お笑いをやりたい!!
気持ち悪いって言われることには慣れたけど、たまに死ねって言われるんだ。
俺は言ってやりたいよ。こんな人生死んだも同然だってね。
生まれたときから目が見えない人に、
空の青さを伝えるとき何て言えばいいんだ?
こんな簡単なことさえ言葉に出来ない俺は芸人失格だよ
目の前で悲しんでいる人を見つけたら何とかして笑わせたい。
そのためなら警察につかまってもいい。寿命が縮まってもいい
以上、江頭名言集より。エガちゃん、かっこよすぎます!
⇒amazon.co.jp詳細ページそれ以外には、西原理恵子さんの連載には笑わせてもらった。バカバカしくて。