EL-MALO'08「NOFACE BUTT 2EYES」@LIQUIDROOM
まさかこの人たちのワンマンライブに行けるなんて夢にも思わなかった。なにせ今回10年ぶりのワンマンライブ。10年前って言ったらオレ高校3年生ですよ。三重の片田舎でくすぶりまくっていた頃ですよ。でもそのころからエルマロは大好きでした。もう、本当に楽しみでしょうがなかったライブ。そして、やっぱりこの柚木さんとアイゴンはかっこよかった。そして周りの方も。今回の布陣ってのが…
- 柚木隆一郎(vo,key)
- 曾田茂一(vo,gu)
- AxSxE(gu)⇒BOaT、NATSUMEN
- 石橋英子(key,marimba)⇒MONG HANG、PANICSMILE
- 佐藤研二(ba)⇒マルコシアス・バンプ、FOE
- 小松正宏(dr)⇒bloodthirsty butchers、FOE
- 恒岡章(dr)⇒Hi-STANDARD、CUBISMO GRAFICO FIVE
- 柿沢健司 (trumpet)⇒NATSUMEN
もうアホかと。90年代後半〜2000年代前半にかけて(当然今もですが)活躍しまくった猛者だらけ。またセッティングとしては客席向かって右側なんて完全にFOEの編成だもの。だからなのか『Crap』の途中で『F.O.E』のイントロが挟み込まれるなんて遊びもありました。
今回のセットリストは完全に「NOFACE BUTT 2EYES」のまんま。でも1曲目のインスト曲(Eyes O' BUTT(Introduction))は最初に七拍子リズムから入ってかなりアガりました。今回のハイライトは…これでしょう!『Contortion(Sing)』!音源ではドラムを解体して再構築したようなつくりになっていたのですが、これを生で再現されちゃうんだもの。これこそツインドラムの醍醐味!ってほどにかっこよかった。小松さんのクラッシュを止めるあの仕草のかっこよさったら!ツネのスネア連打の鋭さったら!これだけでがんばって仕事終わらして月曜の夜に来た甲斐があったってものです。本編終了後、アンコールではアイゴンが愛娘を抱いて登場し、すっかり親バカになっていたんですけど、このアンコールってのがまた「よっしゃー!」って感じでした。『COLOR』と『Blind』ですよ。「せめて!『C3部作』はやってくれ!」と思ってたんですけど、ちゃんとやってくれました。あー、よかった。東京にいて、本当によかった。これからフェスにも出ていくそうなので、どんどんアピールしていってほしい!