「Loser's Parade」

for さえない日々

「クラクラvol.37」@渋谷duo MUSIC EXCHANGE

これは見なきゃいけないでしょう。だって、グッドラックヘイワtoeまで見れるんですよ?てか、toeって!てか、toeって!2回繰り返して書くくらいに楽しみでした。オレ的日本の20代ドラマーナンバー1の伊藤大地氏、そしてオレ的日本の30代ドラマーナンバー1の柏倉隆史が一気に見れるなんて、ステキすぎる(ちなみに40代ドラマーは中村達也吉田達也神保彰)。そう意気込みながら開演時間にはせ参じたわけですが、オープニングアクトであるSOURが演奏中。ギター、コントラバス、ドラムの3ピースでなかなかに緩やかで時折激しい音楽を演奏しておりました。あまり見れませんでしたが。

登場のSEがある!…と思ったらそれはどうやら曲の一部だったようで、2人がスタンバイしてもバックの打ち込み音楽は止まず、野村氏が口琴でびよんびよんしつつ、そのまま『ムッシュミヤタケ』に。そういえばサケのライブで二人はちょこちょこ見るが、グッドラックとしては4月の「リキッドヘブン」以来。3ヶ月ぶりのグッドラックさん。続けて『ROLL SLICE』で早くも盛り上がりつつ、『PENGUIN&CAMEL』『Misinner Blues』と続け、新曲をやってましたよ。なんか8分音符の和音の刻みが印象的な曲です。『チャイニーズスケーター』では今日のドラム祭り特攻隊長として(?)ドラムソロ炸裂。ラストに『PHAKCHEE KOU-EN』。この曲はエンディングがテンポアップするからラストにぴったりだなー。今回のライブの印象としては「けっこうステージ広かったのに、二人の距離が狭い」「『グッドラックヘイワというバンドが演奏しています』連呼」「伊藤大地主催『カッコイイナイト2』を高円寺Show Boatにて9/3開催、キセルが出る模様」。そういやライブ中、隣が外国人の方だったんでグッドラックを見てどんな反応するのか気になってチラチラ見てたのは内緒な。

ソロかと思えば、なんとクラムボンの伊藤大助氏も登場。この3組、共通項は原田郁子か?(グッドラックには「Patchwork」の推薦文を書いていたし、オオヤさんは言わずもがなohanaだし、toeは「the book〜」の『メトロノーム』にゲストボーカルで参加)…とか思ってたら、このイベントの主催はクラムボンの所属事務所なんですね。納得。ところでオオヤ氏といえば、みなさんはやっぱりPolarisですか?オレはLaBLIFEの印象なんですよね、どうでもいいですけど。演奏スタイルはエレキギター(空間系エフェクター)+ドラム。ディレイでリフをループさせて…という手法が自分のツボなのでおもしろかった。というか、曲もohanaの『ヒライテル』、Polarosの『深呼吸』、そしてなんとLaBLIFEの『ステレオ』やってくれた!これだけで満足。レゲエ調にアレンジされた『ステレオ』はでも、オレを90年代末にワープさせてくれました。「toeのみなさんが酔っ払って寝ちゃってるんで…」と予定より早く退散。トリビアとして「LaBLIFEの『ステレオ』のPV(緒川たまき出演)に実は…伊藤大助氏も出演している」というネタもありました。このPV、好きだったなー。

やー!!(咆哮)…もうtoe最高すぎる!2年前のカウントダウンジャパン以来、ようやく2回目。やっぱこのバンドはライブで見るべきだわ。美濃・山嵜のツインギターの咆哮と、柏倉の超絶ドラムが最高すぎた。大好きなアルバム「songs, ideas we forgot」から『I dance alone』やってくれたし。本当は『leave world』やってくれたら嬉しすぎて死にそうになってたけど。とにかく、もうアホみたいにブレイクがスパッと決まるし、ギターのメロは美しいし、ドラムははんぱないし。ダメです、全然言葉になりません。とにかく、久々にノリノリで見てしまった。そしたら同じくノリノリだった白人の方に握手されたよ。やったー。今日のツボMC「こんばんは、元気ロケッツです」by山嵜。そういや、今は4人だけでなくサポートでキーボードもいるんですね。あとある曲で曲の前半だけカウベルを叩くサポート?の人もいた。


うーん、とりあえずtoeはまた近々行かねばならぬ。