Even Kick Soysauce/neco眠る
あ、これは梅田のシャングリラだ!
「サケロック好きにおすすめ!」なんてPOPがタワレコに書いてあった。「neco眠る」、近頃みんなが勧めているおかげで名前は知っていたけど、YOUTUBEやMyspaceで聞く限りサケロック好きとしては似ているとは思えなかった。むしろLITTELE TEMPOやDACHAMBOが好きな人の方が入りやすいと思うほどに踊らせてくれるバンド。ちょっと試しに今回、初めてちゃんと聞こうと思って新譜の「Even Kick Soysauce」を買ってみました。今回は1曲目に先ほどPVを上げた『猫がニャ〜て、犬がワンッ!』を二階堂和美を交えて収録。ちなみにこの曲はDODDODO×Limited Express (has gone?)のスプリット版「S/T」に収録されているDODDODOの同名曲のカバー。
これだけ聞くとこういう歌ものバンド?と思われるが、実際はこんな感じ。
今回の新譜ですが、上の動画で演奏されている『SUN CITY'S GIRL』が素晴らしくて、この曲だけで買う価値あった。永遠一個のリフで続いていく感じがとっても気持ちがいい。このようにかなりアガる曲もありつつ、ピアニカのメロディで心地よく盛り上げたり落ち着かせたりする曲、打ち込みでゆったりする曲など、なんだか夏にピッタリな印象。ようするに、これ、誰もが指摘すると思うし散々言われてますけど、「日本の夏=盆踊り」的な音楽です。どうやら中学校や実際の盆踊り会場、更には老人ホームでライブをしているらしく、これはまさに「誰でも踊れる音楽」。つまり、そういう意味ではサケロックが結成時に掲げた「植物人間でも踊れる音楽」と同意義なのではないか。そういった共通項であるのならば、冒頭に書いた「サケロック好きにおすすめ!」なんていうコピーも納得ができる。だって、あるライブではこんな感じだそうです。
こりゃ植物人間だって踊っちゃいますね。今回のアルバムにはライブ音源も収録されていて、その雰囲気を垣間見ることができる。CD音源だけでは単なる夏音楽に留まりかねなかったけど、このライブ音源を聞くと、それ以上の雰囲気が伝わってくる。なんか、野外で見てみたい。
Even Kick Soysauce | |
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