「Loser's Parade」

for さえない日々

ハウス加賀谷復活!

昨年、電撃ネットワークギュウゾウのブログにてロリータ18号のイベントに来場しているハウス加賀谷が写真付きで紹介され、生存確認が出来て以来気になってましたが、今年の春に自身のパンクバンド「密売KGYダビッドソン」として表舞台に上がったそうですね。そしてついにロングインタビューがアップされているのを発見しました。ハウス加賀谷好きだったな〜。高校時代、みんなでマネしてました。あと“あんな”芸風なのに語彙の引き出しがたくさんあって気になっていたんですけど、彼の背景を知って納得したものでした。
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―これは一部の方は知っていることなのかもしれませんが、単刀直入におうかがいしますけど、加賀谷さんはなぜシーンから何の前触れもなく突如消えたんですか?

加賀谷 「病気ですね。心の病気なんですけど、今まで自分からこういう話は発信したことがなかったんですけど、今回は自分から言おうと思って、病名は統合失調症です。日常の生活すら困難になってしまう病気でして、治ることはないんです」

―退院後の本公演を経て、長い長い療養生活に入るわけですが、10年間弱の間、どう過ごされてったんですか?
加賀谷 「とにかく本ばかり読んでましたね。ボクはテレビも見ないし、パソコンなんてもってないし。特に何がしたいってわけでもなかったんですけど、自分の中のエンターテイナー性だけは保とうと思って、とにかく読書でしたね、週に4冊くらいですけど」
―病状の方は?
加賀谷 「狂いに狂ってましたね(キッパリ)」
―あちゃちゃちゃ……(苦笑)
加賀谷 「お薬が合わなくて、副作用に苦しみました。でも、引きこもりから7年目、今から3年前くらいに新薬が出ましてね、そのお薬が効用も副作用も自分に合ってまして、そこから日に日に良くなっていったんですよ」

こうした状況を赤裸々に告白していますが、でもなぜだか読んでいても悲しい感じにはならなく、むしろ面白い。そして最後に、

―さて最後に、長くて暗い迷宮から見事、日の当たる場所まで這い上がられた加賀谷さんから、まだ迷宮の中で悩み苦しんでいる人にメッセージをお願いします。
加賀屋 「人生、生きてる間は迷宮の中です。ただ、同じ迷宮なら暗いより明るい方がいい、寒いより温かい方がいい、それは絶対に間違ってないんです。だから諦めちゃいけない。ボクは10年という長い間、深くて暗い迷宮でもがき苦しんでいましたけど、諦めることは絶対にしなかった。時々負けそうになったけど、諦めなかった。人生は謳歌するものだと信じて闘ってきました。諦めたらそこで終わりです」
―10年間に後悔はない?

加賀屋 「ありません。この10年間があったからこそ、今、ボクは明るい迷宮で楽しめているんですから。時間なんて関係ない、死んでしまう最後の日が幸せに思える日だったらそれが人生を謳歌したということ。人生、何事も適齢期なんてないんです。10年間消えていた、いいじゃないですか!それも全部ボクの人生ですから」

と、明るく閉めている。こうやってポジティブ発言をしているからこそ逆に危ないという意見もあるかもしれませんが、それでもいいじゃないですか。なんか先月には松本キックトークショーを行ったそうなので、これはいよいよ本格復帰?動いてる姿が見てみたいなー。