サマーウォーズ

もうすでに見てから4ヶ月くらい経っているのですが、穴埋めのために蔵出し、というか自分用記録。今更「サマーウォーズ」の話です。普段映画を見ないんですが、さすがにこれだけの評判を聞いていては行かざるを得ない、と思い立ちまして。あ、先に結論。泣きました。
⇒映画「サマーウォーズ」公式サイト

端的に説明すると、「インターネットで危機が起こって家族と超ボンクラ男子ががんばる（by宇多丸）」映画。「ネット」と「親戚家族」という、「最先端」と「古き良きもの」が登場するとなると、どうしても「ネット社会がどうとかいうけど、結局最後は古き良き関係性だ！ネットなんて軽薄な関係性は悪だ！」という理論に陥りやすいけど（特に最近の教育を啓蒙するような番組！）、この映画はまったくそんなことはなく、むしろ「新しいものはどんどん受け入れていこう」というスタンス。ネット界で活躍するのが現実では田舎っていうのもよかった。
夏希先輩って、結局どうして部活が違うのに健二を慕っていたのだろう？格闘シーンの操作方法がキーボードって、それってどうなんだろう？というような疑問を抱くシーンも各所に見られましたが、あの、最終的に夏希のアバターが世界各国の人々と繋がるシーンは、泣きました。夏の思い出のひとつです。