「Loser's Parade」

for さえない日々

eastern youth 極東最前線/巡業〜ドッコイ生キテル街ノ中〜@渋谷O-EAST

笑ったり怒ったり泣いたり、転げまわるようなライブでした。


吉野寿復帰後初のライブツアーのファイナルを見に行きました。久しぶりに見たイースタンユース。10年前、大阪の今は亡きマザーホールで見て以来。20歳になりたてで最前線で友達とモッシュしていたあの頃とは違い、30目前となった自分は、風邪で体調がよろしくなく、2階席で下を覗くように見ていた。前日にスノーボードなどという洒落たスポーツをし、普段は動かさない筋肉を酷使したせいで体はガタガタ。そして寒さにやられてあえなく風邪を引いてしまい、なんだかズタボロの状態。しかし、そんな疲れきってボーッとしていた心身に喝を入れられた。「ダサいTシャツが太陽みたいに輝く」と唄う『一切合切太陽みたいに輝く』から始まり、クリーンのギターストロークがしびれる『踵鳴る』!日本一イントロだけで泣ける『夏の日の午後』!そして世界一“歌詞中での『』(二重鉤括弧)の使い方”ががかっこいい『雨曝しなら濡れるがいいさ』!新旧織り交ぜて展開していくライブに、体調の悪さなどすっかり忘れてしまっていました。途中、吉野さんが「(いっぱいの客席を見渡し)不思議な光景だな…(突如外国人口調で)ドウシテアナナタチハ、イママデコナカッタノ!?オレガシニカケタカラデショ!」と話してみたり、演奏の前には一人語りを始めたりもし、ライブは笑ったり怒ったりと、様々な感情が渦巻いたものでした。
アンコールは2回。最後の最後には名曲『青すぎる空』を披露。圧倒的。会場を出れば雨がぱらついていたが、『雨曝しなら濡れるがいいさ だって、どうせ傘など持って無いんだ』のごとく、濡れて帰りました。そして、風邪はまたひどくなったのでした。

01 一切合切太陽みたいに輝く
02 いつだってそれは簡単な事じゃない
03 沸点36℃
04 荒野に針路を取れ
05 明日を撃て
06 踵鳴る
07 脱走兵の歌
08 夏の日の午後
09 砂塵の彼方へ
10 雨曝しなら濡れるがいいさ
11 黒い太陽
12 デクノボーひとり旅ゆく
13 まともな世界
14 街はふるさと
15 角を曲がれば人々の

EC1 夜明けの歌
EC2 青すぎる空