「Loser's Parade」

for さえない日々

ストリーミング放送が面白くてテレビを見る暇がないくらいだ

昨日の夜の忙しさったらなかった。帰ってきてDOMMUNEを覗くと「DAMMUNEonDOMMUNE」。柳下毅一郎x安田理央によるピンク映画、ゲイ映画、アダルトビデオの紹介を爆笑しながら見る。特にこの作品(18禁注意!)は完全に頭がおかしかった。前半には隠語パフォーマンスなどもあったらしい。第1部最後の方には「サイタマノラッパー」入江監督と劇中のラッパー「SHO-GUNG」が登場し、エロバージョンのフリースタイルをかましていった。
そうこうしている間に別のUSTREAMではPLASTICSのライブが生中継中。こちらはDOMMUNEを見ている間、ゲストだったd.v.d(ゲスト:やくしまるえつこ)のライブが流れていたらしい。メンバーが7人もいるのにすっかすかの音圧。ドラムはリズムボックスかと思えば屋敷豪太が担当。ドラムパッドでリズムマシーンのような無機質なビートを刻んでいた。有名曲しか知らず申し訳ないが、『GOOD』かっこよかった!(この曲、ポリシックスがカバーしてませんでしたっけ?)そして途中はなんと布袋寅泰がゲストギタリストとして登場。「エガちゃん(「スリル」のこと)やって!」と言われる布袋。布袋参加時はさすがに音が分厚くなりましたが、元に戻るとやっぱりスカスカ。メンバーは違えど、30年前に活躍していたバンドとは思えないくらいに今でも新しい。というか、ポリシックスはまんま影響受けているのがわかる。『COPY』をネットを介してながらも生で聴けたのもよかった。あと「ト〜ンネ〜ル抜けって〜♪」て曲をカバーしてて、聴いたことはあったんですけどザ・ダイナマイツの『トンネル天国』って曲なんですね!なにかの拍子で聴いたとき「かっこいい!」と思ってたので知れてよかったです。そして改めて、立花ハジメのギターがいろんな意味ですごかった。
そして再びDOMMUNEに戻ると、第2部としてDJタイム。今回はロックDJということもあり、自分はとてもとっつき易かったのですが、更に選曲が笑っちゃうくらいにベタで余計に聴いていて盛り上がってしまった。だって、最後にはFoo Fighters『BEST OF YOU』がかかって、続いて大方の予想通りNirvanaの『Smells Like Teen Spirit』がかかるというベタ中のベタ。こういうクラブならば是非とも行きたいので誰か誘ってほしいくらい。
一方では今度はニコニコ生放送にて大根仁さんが出演し、ラジオの魅力について語っていた。こちらもちらちらと眺めていたのですが、アシスタントの女の子がラジオのことを本当に知らなくてびっくり。「ラジオってどうやってきくんですか?ケータイみたいな電波を受信するのがいるんですか?」「AMとFMの違いって何ですか?」などなど。もう、そういう時代なんですね。そりゃ民放は慌ててRadikoを立ち上げますよね。ちなみに大根さんが「ラジオ界現役最強」のパーソナリティーは小島慶子でした。
その後、日付が変わったあたりで曽我部恵一が平日の24:00あたりに10分程度配信している「曽我部恵一SHOW」がスタート。ここで曽我部が自分の好きな漫画を紹介するというテーマで、岡崎京子について語っていた。おお、懐かしい!無性に「Pink」や「東京ガールズブラボー」を読み返したくなった。最後には「トムとジェリー」に影響されて作った新曲『ネコとネズミ』を披露。
20時くらいから気になるストリーミング放送が怒涛の勢いで次々配信され、ようやくこれで一息…と思ったら終いには常盤響が「レコ部」を配信。さすがに常盤響も今日の怒涛の配信を知っていたようで、ゆるめな音楽が中心だったかと思いますが、さすがにここでタイムアウト。就寝しました。


テレビ見る暇、全然なし。
ここ数カ月で、格段に面白いストリーミング放送が増えたと思う。特に音楽ライブを生配信するなんて、最近では珍しくなくなりつつある。前回の記事の「スナックエリー」だってそうだ。まさにこれが過渡期というヤツなのだろうか。