スチャダラ2010副読本「余談」
スチャダラ2010副読本「余談」、LB大アート祭り会場ビームス3Fでも売ってます。
2010-06-06 14:22:27 via web
その言葉を聞き、ついに手に入れた「余談」。本来はスチャダラパー20周年ライブでの限定発売だったものですが、WEB通販とビームス原宿にて購入できるようになりました。
⇒TOKYO CULTUART by BEAMS Blog|BEAMS OFFICIAL BLOG
⇒LBネイション展「LB大アート祭り」が原宿BEAMSで開催 - 音楽ナタリー
この本、期待通り非常に面白かったです。だって、内容がこんなに濃いんですもの。
スチャダラ2010副読本『余談』
スチャダラパー自らが編集人となって作ったインディーズ雑誌、その名も『余談』。
スチャダラパーがデビューした1990年から現在2010年に至るまでの20年をテーマに、読み物満載写真満載オモシロ満載漫画もあるヨ、という、この iPadなご時世に極めてアナログでモノクロな、略して“アナクロ"な雑誌を作りました。
でも、こんなご時世だからこそ、「雑誌ってこういうのだったよね」というものをスチャダラパーとしては作りたかったのです。ぜひ、お買い逃しのないようお願い申し上げマス!
特集【20!】
- 「ヒップホップ20年」対談:高木完×スチャダラパー
- エッセイ:しまおまほ
- 「ラップとわたしの20年」対談:いとうせいこう×アニ
- エッセイ:星野源(SAKEROCK)
- 「映像で振り返る20年」対談:タケイグッドマン×スチャダラパー
- 「トラウマ20年」対談:久住昌之×ボーズ
- エッセイ:堀雅人
- かせきさいだぁ≡のエロジョー観察20
- アルファWADAの「死ぬまでにやりたい20のこと」
- BIKKEの「つぶやき20」
- 「20年選手の余談」対談:電気グルーヴ×スチャダラパー
- バッファロー吾郎・木村明浩のギャグ20連発
- 「ゲームボーイズの20年」対談:バッファロー吾郎・竹若元博×ボーズ
- 「いろいろあるね20年」対談:みうらじゅん×シンコ
- エッセイ:水道橋博士
- エッセイ:大根仁
- 「スチャダラ20年」対談:宮沢章夫×スチャダラパー
- エッセイ:川勝正幸
- アニが激写! 木村カエラの武道館ライヴ!
- シャシャミン漫画「スチャマン20TH」
……and more!
様々な対談企画は当然興味深いし、しまおさんによるスチャダラを介して昔を振り返る「スチャダラが存在してくれたから。」、星野源の音楽変遷がわかる「SAKEROCKのはじまりとか色々。」、放送作家の堀雅人が言葉で遊ぶ「スチャダラパーとは何かを20文字で。」、水道橋博士とスチャダラパーの20年を綴った「彼方からの手紙」、ほろ苦い思い出小説な大根監督の「恥ずかしいことにほぼ実話。私小説「大人になっても」」などなど、エッセイも面白い。どれも読み応えがありました。「バッファロー吾郎・木村明浩のギャグ20連発」がとってもくだらないので、そちらもおすすめです。「ポカホンタス」は宮迫が相当アドバイスをしているだとかの裏話も載ってます。
あと、BEAMS原宿(TOKYO CULTUART)で買うの、割とおすすめです。展示物もやっているし、閲覧自由なスナップ集(アルバム3冊分)には「相当若いころの木村明浩」や「CHARAとフットボールアワーのんちゃんのツーショット」という奇妙な写真が見れます。