「Loser's Parade」

for さえない日々

森山未來が「ゲゲゲの女房」を見ない理由

今週発売されたTV Bros.、特集がドラマ版「モテキ」なのです。表紙から「モテキ」全開!
ブロスでモテキ特集!ドラマ撮影前の土井亜紀ら表紙に - コミックナタリー
この特集は雨宮まみ松江哲明監督、真実一郎、ブロス編集者による「モテキ」レビュー。久保ミツロウ×大根仁対談が実施される中、注目は藤本幸代を演じる森山未來へのインタビューを吉田豪が行っていること。このインタビューが大変興味深かったです。星野源ウォッチャーとして。

森山 (聞き手が装着していた「ゲゲゲの鬼太郎」目玉のおやじのリストバンドを目にするなり)……うわ!なんですか、それ!

実は水木しげるフリークだという森山、初っ端からこんな感じで吉田豪に食いつきます。さっそく「モテキ」の話になり、「漫画原作のドラマはとてもリスキー」だという森山の言葉を引用し、同じ漫画原作である「ゲゲゲの女房」について話します。

― 『ゲゲゲの女房』はどうですか?
森山 観てませんね。悔しくなりそうで(笑)。
― なぜ俺がここにいないのか、と(笑)。
森山 水木しげるさんが大好きなんで、やっぱりそう思いますよね。

なるほど、「悔しいから見ていない」んですね。あれ?そういや「ゲゲゲの女房」には森山の親友でもある星野源が出てますけど、そこんとこどうなんでしょうか?

― また、なまじ評判いいですからね。
森山 そうなんですか。
― 悔しくありますよね(笑)。
森山 (星野)源ちゃんとか出てますしね。
― 悔しい気持ちはあるわけですね。
森山 そうですね、やっぱりありますよ。

「悔しくて見ていない」「更に親友の星野源も出てるから余計に悔しい」…。以前、「ROCK'N'ROLL TIMES」というフリーペーパーでマイケル・ジャクソンをテーマに森山未來と星野源が対談を行いました。そのときに、こんなことを語っています。

森山 そんなこと言うけど、俺、同じ世代でいちばん嫉妬する人だもんな、星野源って。
星野 やめてよ、そんなわけない(笑)!

このように、ずっと二人は尊敬し合い尊重しあう仲。傍目から見るとライバル関係のように見えます。確かに二人とも単純に俳優だけではなく「ダンサー」「ミュージシャン」という一面もあり、タイプは違うのかもしれませんが、似たもの同士なのかもしれません。そんな二人の関係性を垣間見たような気がしました。
また、この後はドラマ「モテキ」について、自身と照らし合わせて語ったり、マイケル・ジャクソンについて話したりしています。ちなみに、もう一度星野源の名前が出てきたりもするわけですが、それは実際に本誌をご確認ください。
ちなみに、同誌では以前から星野源細野晴臣の連載が掲載されていますが、今回は「ばかのうた」発売記念として1ページ拡大スペシャルとなっています。そこで、ブロスから「23周年記念として二人に曲を作ってください」という依頼を受けています。歴代、このアニバーサリーソングはThe天久聖一withギ・おならすいこみ隊(電気グルーヴ天久聖一)による『モテたくて…』、九官鳥アンド・フレンズ(石野卓球小山田圭吾)による『NINE BIRD』が制作されており、3年前には星野源高田漣の「漣と源(レントゲン)」名義で『ザ・TVマガジン・オブ・ザ・フューチャー』『とりあえずアイスコーヒー』の2曲を制作しています。この音源、読者プレゼントとなるのですが、3年前応募しましたが結局当たらず、音源は聞けず終いとなりました。今回は話の流れで『びんぼうゆすりのうた』という曲を星野+細野コンビで制作することとなりました。果たしてどんな曲になることやら…。


そんな星野リーダー、ここのところ好かれまくっているJ-WAVE主催のイベントに出演するそうです。100組200名の無料招待制!

J-WAVE TOKYO REAL-EYES "LIVE SUPERNOVA"vol.53
日時:7月21日(水)18:30開場 / 19:00開演
場所:Shibuya O-Nest(東京都渋谷区円山町2-3-6F)
出演:カサリンチュ / 星野源 / 森恵
MC:藤田琢己
ご招待数:100組200名様ご招待
締め切り:7/13(火)申し込み分まで有効
当選者発表:招待状の発送をもって替えさせて頂きます。
https://www.j-wave.co.jp/topics/1007_supernova53.htm

あと、これがすごい気になります。

ケラさんの芝居に演出助手として参加したことがあるだなんて初めて知りました。対談楽しみ!いつ更新なんだろう…。