「Loser's Parade」

for さえない日々

キングオブコント2010を見た感想

ジャルジャルを見たときに、あのループする感じが「テクノとかトランスみたいだなー」と考え、今回の決勝進出者のスタイルを音楽ジャンルに喩えようとし始めたのが失敗です。「んじゃ、老若男女、誰もが安心して見ていられるTKOは…歌謡曲かなー?」と考えたものの、その他のコンビが全然喩えられず、「じゃー、エレキコミックはバカを貫いている感じがニューロティカっぽい!どちらもライブ主義で支持者が多いし!」と今度は邦楽バンドで喩え始め、「しずるは演技力(演奏力)が高い、そして情熱的ってことでサンボマスターかなー。」「ピースは突飛な感じがRADWIMPSって感じかなー。綾部のような軟派な感じもするし、又吉のような文学性もあるし…ってことで。」「ロッチのあのキャッキャウフフな雰囲気は…岡村中ジャージを着てた頃のゆずかな?ホモソーシャル感が漂ってた頃の。」「キンコメのシニカルさはRHYMESTERなんてどうだろう?ライムスはキングオブステージだし!」「ラバーガールの平熱感は…まりん(砂原良徳)かなー。」などと一人でいろいろ考えていましたが、やっぱりビシっとくる例えができません。キンコメなんてかなり無理やりだし。あ、異質な人がいるってことで電気グルーヴでもいいのかな?あれー、なんか違うなぁ。誰かもっといい喩えをしてください。
不毛な妄想はもうやめておきます。それにしても面白かった。正直、以前「フライデーナイトライブ」で見たキンコメのネタが自分の期待値を下回っていたので、「あれ…?」と思っていたんです。でも、今回は見事にハマりましたね。パーケンの滑舌は本当にヒヤヒヤしましたが、どれも最高。あとピースって二人でいるときはずっとアンバランスな印象が強いままだったのですが、今回の2本目は本当に面白かったです。ジャルジャルの2本目も、どうも賛否両論らしいのですが、自分は「狂ってるなー!」と爆笑しました。というか、みんな面白かった!それしか言えない!JUNKで聴いたキンコメの話も、エレキの話も、なんだか「芸人っていいなぁ!」って感じで、今年のお祭りも大満足です。特にエレキの話は本当にいい!8位先輩!