「Loser's Parade」

for さえない日々

IPPONグランプリ 秋の陣

この番組って、お笑い好きでお笑いについていろいろ語りたいような人種には打ってつけのフォーマットですね。当初はダイナマイト関西との兼ね合いで複雑な印象だったのですが、そんなこと関係なくただただ面白かったです。
というか、バカリズム大喜利強すぎて、そして松ちゃんの解説が適切すぎて濡れます。男だけど。そしてD関決勝進出の実績がある日村のいい感じのポジション、そして有吉の「オレには芸がない」コンプレックスむき出しの姿にときめきました。男だけど。有吉ってドラクエで例えると、「まじん斬り」の使い手ですよね。ここぞと言う時に、今回だったら「身も蓋もないことを言ってください」というお題に「今でも野球賭博やってる」っていう会心の一撃(痛恨の一撃という方が的確?)を仕掛ける。それでも元々レベルが高い、それこそロトの装備か天空の装備で固めているバカリズムの一撃一撃がダメージ与える数値が高いというか。そんなバカリズム升野に惚れ惚れしてしまいます。まぁ、初回ですでにチャンピオンになっているのに何故また今回も出場しているのかって言う疑問は残るのですが。
それにしても、ダイナマイト関西ではあんなに負け知らずのケンコバが、この番組ではいまいちポイントをダッシュできないのはなんでなんでしょうか。タイマンではないから?その影響でペースを乱されるから?このあたりの考察をどなたかに行っていただきたいものです。ペースを乱されるということでいうと、松ちゃんの解説を聞いていて大喜利には「場の流れ」が非常に大切だって言うのがすごく分かりやすく伝わってきますね。現場の伊藤アナウンサーの声を絞ってまで松ちゃんの解説を多く取りあえげているのは、お笑い好きにとってはとても嬉しい点です。これって例えばゴールデンとかに行っちゃうと、やっぱりお笑い解説よりもバラエティ要素が求められると思うので伊藤アナウンサーの実況の比重が重くなったりするんですかね?それだったらこのまま深夜帯でずっと定期的に続けていって欲しいです。