糸井重里と矢野顕子と星野源

昨晩、ほぼ日では以下のような企画が開催されていた。
⇒ほぼ日刊イトイ新聞-NYと東京をつないで矢野顕子さんと話そう
東京にいる糸井さんとニューヨークにいる矢野さんのSkypeでの会話をUstreamで覗いてみよう、という企画。そしてゲストには星野源。こちらはほぼ日にやってきたリーダーの図。

夜の10時に始まった会話は、こんな感じで覗き見ができた。
つらつらと会話をしつつ、たまに自宅のピアノを演奏する矢野さん。ほとんど糸井さんと矢野さんの会話で頷き役に徹していた星野源。しかし、作曲方法の話題になると俄然前に出てくるリーダー。矢野さん曰く、「最近はiPod（touch）で映像を撮っておく。こっちの方がそのときの雰囲気なども記録されるし楽でいい。レコーダーだと後で聴き返すのがなんかイヤ」だそうで、「それ、わかります！」と返すリーダー。
また、矢野さんは「そして生活はつづく」を読んでおり、彼がお腹が弱いということを知っていたため、そこからお腹弱いエピソードへ。かつて大人計画の舞台「ウーマンリブ先生」にて全裸にギターだけの役だった話から糸井さんが「星野くんにとってギターってパンツみたいなもんだね！」というと「腹巻みたいでもあるね」と続く矢野さん。とにかく、矢野顕子と星野源が話している姿がなんとも不思議。Skype通してだけど。
矢野さんは会話の途中でどんどんいろんな唄を一節歌ってくれた。『行け柳田』、『さあ冒険だ』（和田アキ子カバー）、『赤ちゃんのおしり』などなど。『赤ちゃんのおしり』に至っては「ねえ、これって坂本龍一作曲だって知ってた？ワタシが作ったんだと思ってた！」という素晴らしい発言まで。

途中でTwitterで坂本美雨が実母にツッコミを入れるなど展開がありつつ、いろんな話題で盛り上がり、エンディングには矢野さんが『ラーメンたべたい』を披露。

お返しとして、星野リーダーも『老夫婦』を披露。
演奏後、矢野さんから「キッチン、練習中だよ！」というものすごい発言を受け、急遽『キッチン』を「お手本」として披露。このときSkypeの音声は流れていなかったのですが、どうやら星野リーダーの演奏と共に矢野さんも演奏していたみたい。うわー！それものすごく聞きたい！どっかで共演しないでしょうか？ちなみに「気まぐれカメラ」にて熱唱中のリーダーの姿が見れます。

これか！この口か！この口がお前ら好きなんだろ！？

ちなみにリーダー、この配信の直後、トイレに駆け込んだそうです。OPPミュージシャン、さすがです。
それにしても今回のこの配信、約4000人が覗いていました。ということは星野弾き語りも必然的に4000人の前で披露したことになるのですね。そんな大人数に向けて披露したのって、初めてじゃないか？実際にこの配信で星野源の唄を聴いたという人は多かったようで、ハッシュタグを追いかけるとみなさん気に入っていた様子。いやはや、なんだかすごい配信でした。いや、本当に、星野リーダーと矢野さんが同じ舞台でってのは今年のSpringfieldsで見たので、それこそ矢野さんが『キッチン』をカバーするだとか、リーダーとセッションするだとか、そういう展開を期待せざるを得ません。