「Loser's Parade」

for さえない日々

SMJ 全日本スキマ音楽

東京03角田晃広SAKEROCK浜野謙太によるラジオ番組、「SMJ 全日本スキマ音楽」がスタートしたので聞いてみました。カオスでした。

sukimamusicjapan
放送作家のオークラが関わっているこの番組。放送な概要を申し上げると、「日本にはまだまだ歌われていないテーマがあるはず。そんな“スキマ”な音楽を制作していく」といった感じ。初回はまず始めに二人の紹介文がアナウンスされたのですが、この紹介文が…オークラさんが書いたのでしょうか、とってもクオリティーが高かったので、思わず書き起こししてしまいました。

浜野謙太。
1981年8月5日生まれの、29歳のミュージシャン。
同じ8月5日生まれの有名人にマイケル富岡、日本初のクローン牛などがいる。普段は「ハマケン」という、名前を縮めただけの驚くほど単純な愛称で呼ばれ、同じ高校の先輩と結成したSAKEROCKのメンバーとしてトロンボーンを担当。クローンとトロンボーンの因果関係は現在のところまだ分かっていない。本人曰く「俺は学生時代、メンバーの誰よりも人気があった!」と豪語するが、その証拠はどこにも存在しない。
現在SAKEROCKの傍ら、バンドリーダーである星野源の人気に嫉妬したのか、自分がより目立つためのバンド、在日ファンクを結成し、ボーカルとしても活動。
更に近年では俳優業も行っており、この春公開の映画「婚前特急」では、人気女優、吉高由里子と共演。本当はそれをメチャクチャ自慢したいのに、それを必死に押さえる姿は好感も持てるが、嫌みと取る人間も少なくない。

角田晃広
1973年12月13日生まれの、37歳のコメディアン。
同じ12月13日生まれの有名人に、織田裕二妻夫木聡、瑛太などがいる。角田はそのことを誇りに思っているらしいが、その3人は、自分と角田が同じ誕生日だとは知らないと思われる。織田裕二に至っては角田という人間すら知らない可能性がある。
2003年、東京03というお笑いトリオを結成し、現在も舞台を中心に活動している。街を歩けば二日に一人くらい声をかけられる、そこそこの有名人だということはあまり有名ではない。
一度結婚に失敗しているバツイチで、芸能界の中でも1、2を争うほど有名ではないバツイチキャラであるということは、あまり有名ではない。
舞台においては抜群の演技力を誇るコントを演じるが、映画の出演依頼など来たことはないので、ハマケンと共演した吉高由里子と会うことはないし、それを想像することもおこがましい。

どうか、この紹介文が広く使用されますように。


放送の流れとしては、二人の紹介に続いて角ちゃんが制作してきたスキマ的曲を弾き語り、それをハマケンがミュージシャンの立場からアドバイスし、アレンジしてブラッシュアップさせるという感じ。

ちなみに初回はちょうどこの弾き語りの時に地震速報が入ってしまい、速報のBGMとなってしまうというハプニングが。
途中、突然二人のラジオコントが挿入されるなど、実験的なんだか詰め込みすぎなんだか混沌としているこの番組。そしてこの番組ではとっても頼りがいがある角ちゃんと、台本読んでることが丸分かりでおぼつかない進行のハマケン。これって…まさにスペシャボーイズのあの感じ!いつまで続くのかわかりませんし、長寿番組になるとも思えないですが、毎週とても楽しみです!