「Loser's Parade」

for さえない日々

モーモールルギャバン『Oneman The BeVeci Calo☆Too-Ah』@恵比寿LIQUIDROOM

恵比寿リキッドルームワンマン完売
開演前のフロアに飛び交う無数の風船
ステージバックには3人のイラストの背景
演奏中にはバックにVJによる映像
モーモールルギャバンをちゃんと知ったのが昨年なので成長を見届けている訳ではないが、それでも「なんかモーモーがすごいことになってる!」というのはとても実感した。ひたすらに突き進み、ひたすらに暴れ倒し、ひたすらに弱い心をさらけ出し、ひたすらにかっこ良かった。ワンマンツアー初日なのにもうクライマックスのような雰囲気。ゲイリーは4曲目くらいですでに声を枯らしていた。つい2,3年前までは完売なんてほとんど経験していなかったらしい。それを思うとここ最近のモーモーの勢いが凄まじくなっている。京都で結成し、今も京都に住み続けている彼ら。自分と同世代であり、同じく学生時代に京都にいたために、モーモールルギャバンの仲の良い知り合い、対バンをしたことがある知り合いは結構いる。「ずっとこんな感じで京都でくすぶってるだけで終わるんだろうなーって思ってた」とは京都在住の知人談。
かつて、くるりがデビューしたあたりで「京都系」と括られていろんなバンドがメジャーデビューしたりメディアに持て囃された時代がありましたがそれも過去の話。その流れに乗れなかった(その時代には京都で音楽活動をしていたはずだがそもそも結成以前だった)モーモーが、メンバーに誰も京都出身がおらず、ましてやメンバー中2人は群馬出身のモーモーこそが真の京都系を見せつけているような気がしてなりません。それくらい凄まじかったライブでした。

01.君のスカートをめくりたい(ゲイリー斉唱)
02.Smells like SURUME!!
03.POP!烏龍ハイ
04.美沙子に捧げるラブソング
05.愛と平和の使者
06.細胞9
07.ATTENTION!
08.コンタクト
09.ワタシハワタシ
10.UWABURN
11.ユキちゃんの遺伝子
12.BeVeci Calopueno
13.Hello!! Mr. Coke-High
14.野口、久津川で爆死
15.裸族
16.サイケな恋人

en1.rendez-vous
W-en1.パンティー泥棒の唄
W-en2.ユキちゃん

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