婚前特急
見てきました。
5人の男と同時に付き合うという恐ろしいビッチなのに、それでも天真爛漫で純粋に見えた吉高由里子。それを迎え撃つ数々の名優と、そこに混じってしまった浜野謙太。しかし、この浜野さん、一番おいしい役回り。ポジション的に準主役だし、加瀬亮を差し置いて。この話、「5人を査定する」という煽りだったので平等に5人の彼氏のシーンがあるかと思ったら、吉高さんとハマケンによるドタバタストーリーって感じでした。でも、いまだにラストシーンが納得いかない。流れが唐突だし、だいたいなぜみんな揃っている？ここだけがどうしても納得がいかない。
でも、とにかく笑った。まず浜野さんが出てきただけで笑った。もちろんそれ以外の場面でも笑った。百人一首で盛り上がっちゃうシーンで笑った（自分も小学生の時に百人一首を覚えさせられていまだに暗唱できるから）。吉高由里子が回転しながら倒れるのに笑った。カリンバのシーンで笑った。壁突き破っちゃうシーンで笑った。ハマケンの酔っ払うふりに笑った。榎木孝明と鉢会っちゃうシーンで笑った。
いい映画に巡りあえてよかったね、浜野さん。しかしSAKEROCKと加瀬亮は、森山未來と同じくらいなんだかんだ縁がありますね。「慰安旅行」の推薦コメントを加瀬亮が書いてたり、映画「69」ではリーダーと共演していたり、映画「ハチクロ」では初役者仕事の浜野さんと共演していたり。「加瀬亮がSAKEROCKのライブを見る*1」って特集が昔クイックジャパンでありましたが、その号をずっと探しているのですが見つからないのです。あのとき立ち読みじゃなくて買っておけば良かった…。
