「Loser's Parade」

for さえない日々

キングオブコント2011

構成のうまさが好きなトップリード、Twitterのお笑いクラスタでは大人気の鬼ヶ島、拙者ムニエルの役者でもあるってのが気になっていたラブレターズ。これら3組が楽しみで見ていた今回のキングオブコントでした。結果はロバートの圧勝。やっぱり強かったですね。テレビタレントとしてのイメージが強くなってましたけど、なんか強引に引き摺り回されるかのような破壊力がありました。
今回の大会では「なんだこれ!」っていうものがいつもより多く見られたので楽しかったです。モンスターエンジンの「ミスターメタリック」だとかラブレターズの「西岡中学校」だとか鬼ヶ島の「操り人形」だとか2700の「キリンスマッシュ」とか。コント中、いっさい顔を出さないってネタが2本もあって、お笑いライブにほとんどいかない自分にとっては衝撃でした。だって、そんなの増谷キートンでしか見たことなかった…!
鬼ヶ島に関してはみんなが熱狂的になってしまうのもわかるような狂気でしたね。鬼ヶ島野田に関しては「言語遊戯王」と「短歌大喜利」で見たことはあったのですが、そういや鬼ヶ島のネタってちゃんと見たことがなかった。以前から名前は聞いたことがあって、いとうせいこうが贔屓にしてるってので知ってたし、そういえばかつていとうせいこう倉本美津留USTREAMでやってた「UST名人劇場」で見たことがあったけど、あれはあまり配信環境が整っていないわりとグダグダな感じだったので迫力があまり伝わって来なかった。いやはや、凄かった。ちなみに放送後、妻の友人が実は鬼ヶ島和田氏のいとこであることが発覚しました。
個人的MVPはキンコメ高橋の安定したカミっぷりとトップリードに優しい言葉をかけるインスタントジョンソンと「惜しくも400点差でした」のエレキコミック今立でした。

キングオブコント2011 結果