「Loser's Parade」

for さえない日々

KAIKOO POPWAVE FESTIVAL 2011

脱退ショックを挟んでしまったので今更KAIKOOの話で申し訳ない。
KAIKOO POPWAVE FESTIVAL - POPGROUP
KAIKOOで初めて知って気に入ったバンドが2つ。

http://www.lagitagida.jp/
LAGITAGIDAは元マヒルノのメンバーがいるインストロックバンド。とにかくアホみたいにギターソロ弾きまくるのが最高にかっこよくて笑えてくるぐらいでした。あと最前列で一人エアギター&エアベース&エアドラムをしている外国人のお客さんに目を奪われました。Twitterでそのことをつぶやいたら、マヒルノのころからいらっしゃる名物的な人らしいですね。あと、あらかじめ決められた恋人たちへの「CALLING」に参加してたんですね。


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Open Reel Ensembleは、オープンリール式のテープレコーダーを改造した装置を駆使してDJ的なパフォーマンスを行うプロジェクト。とにかくこれは度肝を抜かれました。楽器を弾き、その音をその場でサンプリングしてオープンリールでスクラッチを行ったり、ギターをオープンリールを経由して弾くことで音の速度をリアルタイムで変化させたり、最後にはテープを抜いて伸ばすパフォーマンスまで。これは生で見るべきものです。このプロジェクトの主催は1987年生まれ、若干24歳の和田永氏。文化庁のメディア芸術祭でアート部門優秀賞を受賞しているような人だった。
http://public-image.org/interview/2010/04/30/ei-wada1.html


そして、印象的なのが3つ。
U-zhaan × rei harakamiタブラを前に佇むユザーンと、天からレイ・ハラカミが降臨。サンプラーからハラカミさんの声でユザーンのMCにツッコミを入れてました。演奏は、意外にテンポの激しい曲もあって面白かった。あと『川越ランデブー』ではゲストボーカルとしてイルリメが、『愛燦燦』では原田郁子が登場して大層盛り上がりました。ちなみにユーザンの衣装はすべてハラカミさんのもの(パンツ含む)。
あらかじめ決められた恋人たちへ。会場はぎゅうぎゅう詰めでモッシュが起きるほど。爆音で頭空っぽで踊りました。あら恋見たのっていつだっけ?と検索したら、2006年のみやこ音楽祭でした。ゆーきゃんと一緒にやってたのを見たとき以来。
MaNHATTAN。開演時間ギリギリでも20人くらいしか人が集まってなくて「え!なんで!?」と思ったんですが、どうやらo-nestビルのエレベーターが全然機能してなくて会場に辿りつけない事態になっていたそうです。これは本当にもったいない!その影響で10分ほど押して始まったのに定刻通り終わったから結局3曲くらいで終了。最終的には人も集まったけど、あーもったいない!!でも最高の演奏を間近で座って見れたのはちょっと得した感じでした。


ちなみに星野ソロは絶対入場規制がかかるだろうとあえて自分のタイムテーブルからは外してたんですけど、なんか意外に結構入れたっぽくて、MaNHATTANの後でも見れたようなのがちょっと悔しかった。あと、MaNHATTANを見に伊藤大地野村卓史グッドラックヘイワなお二人がいらしていたのを目撃して「…そのままここで演奏してくれ!」と心の中で叫んでました。ちなみにMaNHATTANにはブッチャーズの小松さんもいらしてました。みんなもっと見に来たらよかったのに!
あと見たのはいとうせいこう×中村圭作×山嵜廣和のセッションがあったDJ BAKUだったり、WRENCHだったり、名前が気になった1980円だったり、NINGEN OKだったり。最後にはmouse on the keysを見て、終わったのは23時を回ったあたり。雨の影響もあったし、自分の体力のこともあったし、何よりO-EASTのタイムテーブルがどんどん押していったので見たいものを全部見ることは出来なかったけど、予想外の発見もあったので、こういうイベントは面白い。ちなみに来年は春頃に行なうとのこと。