ストーリー／スカート

今年最後の名盤出ました。近頃はずっと頭の中で『ストーリー』、もしくは『ガール』が流れています。
⇒スカート
スカートは、澤部渡という人が中心のユニット。最初はyes, mama ok?のサポートベーシストとして彼を知り、下北沢インディーファンクラブでスカートのライブを見て衝撃を受けそのまま前作「エス・オー・エス」を購入し、そして今に至ります。
⇒【J-POP】24歳120kgのポップモンスター澤部渡a.k.aスカート - ウレぴあ総研
上の記事のタイトルにもなってますが、澤部さんはかなりの巨漢。

スカート以外にも前述のようにイエママでベース弾いたり、川本真琴のバックでサックスを吹いたり、昆虫キッズのサポートでパーカッションやったり、漫画家の西村ツチカも所属するトーベヤンソン・ニューヨークでドラムを叩いたりとマルチプレイヤーっぷりを遺憾なく発揮。
とにかくひねくれたコード進行も、メロディも、歌詞も好き。『ストーリー』は今年は本当に名曲だと思う。個人的には一番初めに聴いた（と言ってもYoutubeの映像ですが）弾き語りバージョンが一番好きだ。

あと、最後に収録されている『ガール』が好きだ。解説では「大学生の頃に「モテたいから」という理由で学園祭ライブのために作曲されたギターポップ」なんて言ってるけど、今回の収録曲の中では確かに「若い！」*1って思った。それはなんとなくイントロでのカッティング具合がくるりの「オールドタイマー」*2を思い出されるからなんだろうか。

このアルバムの特徴は、7曲収録にも関わらず20分もないこと。ショートポップの連発。前作「エス・オー・エス」は室内音楽的な、ちょっと暗めな印象だったのが、全篇バンド編成で録音されたためか疾走感があって自分はこっちの方が好き。
特定の店舗で特典がついてきて、会社から近いヴィレッジヴァンガード御茶ノ水店で購入したのですが残念ながら特典付きがすでに売り切れ…。でも大展開されてました。あと、特典を付けるお店の中でココナッツディスクっていうのがあるのですが、池袋店の店員さんが澤部さんと中高の同級生だそうで、ブログが感動的です。
⇒COCONUTS DISK IKEBUKURO » スカート「ストーリー」「エス・オー・エス（第2刷）」本日夕方頃に入荷します！！！
ライブに行きたいのだけど中々日が合わなくて悔しい思いをしています。
ストーリー／スカート

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*1:って言っても現在24歳だから本当に若いんだけど

*2:メジャーデビューアルバム「さよならストレンジャー」収録