「Loser's Parade」

for さえない日々

シングル「夢の外へ」考察〜オリコン順位と初動売上

星野源『夢の外へ』が売れている。オリコンウィークリーランキング初登場、第8位だったのだ。
ちなみに今年2月に発売された『フィルム』はオリコンウィークリーランキング初登場、第4位でした。あれ?それじゃあ前作より売れてないってこと?いえ、売れているのです。
ここで注目するのは、売上枚数。前作の『フィルム』は15,975枚を売り上げての第4位でした。それが今回の『夢の外へ』、順位は8位だったものの、売上枚数は前作より約1万枚アップの、25,650枚。前回より1.6倍の売上があるのだ。


もっとさかのぼって、ファーストシングルの『くだらないの中に』のときはどうだったでしょうか。昨年3月に出たこのシングル、オリコン初登場第17位で、初動売上は5,294枚でした。なんと、シングルを出すごとに1万枚ずつ初動売上が上がっているのです。
じゃあアルバムの売上も振り返ってみましょう。2010年6月に発売されたメジャーファーストアルバム「ばかのうた」は、オリコン初登場第36位、初動売上は3,831枚。昨年9月に発売されたセカンドアルバム「エピソード」は、オリコン初登場第5位、初動売上は10,633枚でした。ファーストとセカンドで初動売上は3倍近く上がっていることがわかります。


それでは、以上の数値を発売日を横軸、初動売上枚数を縦軸にグラフ化してみましょう。
星野源ソロの音源初動売上グラフ
一目瞭然。どんどん上昇している。特に今年に入ってからは加速的に上昇しているのがわかる。そりゃ、各メディアは放ってはおけないし(だからこそタイアップが付き続ける)、認知度も高くなってきたし、いよいよ地上波音楽番組もオファーをかけるようになったわけです。


ちなみに第2週目のランキングはどうだったのか見てみると、第11位。発売2週目でも見事に上位のまま。現時点で総計31,492枚。いや、やっぱすごいよ!すごい売れてるよ!