銭(ISBN:4757719477)

鈴木みその「銭」。しかも2巻。1巻まだ買ってないのに。鈴木みそはあんたっちゃぶる以来のファン。小学校のときにあまり意味わからないのに読んでたな。でも小学生のくせに「任天堂は元は花札を作っており、任天堂の前は任天堂骨牌という社名だった」とか「アスキーは負債を抱えている（今は知らないが）」とかマニアックな知識を持っていた。あれから現在のようなひねくれた人間になったのかも。
そして最新刊の「銭」。やはりこの人は取材をマンガに生かすのが上手い。というか、誰もやっていないネタをマンガに昇華する。なので情報収集が好きな自分にとってはとても楽しい。今回もゲーセンやら同人誌やら税金やらの事情をわかりやすく説明。特に同人誌の話は、高校時代に青春18切符＆深夜電車を使ってコミケに行ったことがある自分にとっては非常にわかる。同人作家が儲かるって理由が非常に理解できた。7年前のコミケも行列いっぱいあったもん。今の事情は知らないが、大して変わっていない、それどころか更に大きくなっているのだろう。
ああ、鈴木みそ作品、やっぱり全部集めよう。