「Loser's Parade」

for さえない日々

落合記念館ゲーム3

雨の新宿歌舞伎町。天候が悪いくせに週末+年末のせいか人通りは激しい。田舎者にはこんな土地、理解が出来ません。ホストが闊歩する中、向かった先は文系臭がダダ漏れロフトプラスワン。あー、やっと落ち着く。そんな場所です。


前回初めて観に行き、一気に虜となってしまった落合記念館ゲームせきしろさん原作ドラマのDVD発売トークショーでもプレステージが開催されました。その流れで今回3回目。ちなみにこのイベント、当日の「ニューヨーク・タイムスの次に信憑性がある」東スポに記事が載っていたようで。そのせいか会場ではハマカーン・神田や、紅白オタクでデパートをおかずにオナニーできる男、イマヒガチルドレン寺坂直毅氏が観に来ていました。噂が噂を呼んでいる証拠なのでしょうか。

「第3回落合記念館ゲーム
出演:

シークレット:

乱入ゲスト:

召喚獣

門番

シークレットゲストに木村さんは予想できたけど、まさかしずちゃんが参戦してくるとは!と言っても、シークレットが発表された時に盛り上がったのは木村さんの方でしたけど。そして木村さんは「オレの方が歓声が多かった!」と喜んでましたが、それはきっと「しずちゃん⇒(え、マジ?)というどよめき」「木村さん⇒(あー、やっぱり〜)という笑い」だったように思います。このように身内でがっちり固めた組み合わせとなりました。その中でなんといっても一番の目的は竹若さん!竹若さんはさすがの貫禄、落ち着きっぷりでした。それに比べて木村さんですが、「ちょける」という言葉があれほど似合う人はいません。このコンビは本当に素敵だ。そして初めて生で観たしずちゃん。…デカ!バッファローの2人の背の低さが強調されていました。山里氏もむしろ背は高い方なのにそれを打ち消してしまうしずちゃんのデカさ。おまけに今回はおにぎり(身長が2m近くある元Vリーグ選手の芸人)までいたので余計に。今回、いろんな人に挑戦状(入場するときにチラシと一緒に入っていた)を叩きつけたそうで、もし誰か来たら門番であるヘラクレス(おにぎり)が連絡にくるとの設定だったのですが、もしかしておにぎりはそれだけのために呼ばれたの?とちょっと笑ってしまった。

1回戦第1試合は木村vs竹若のコンビ対決で竹若さんの勝ち。第2試合はネゴvsせきしろせきしろさん勝利。このときの木村さんの解説はまるでダイナマイト関西を見ているかのようで、非常に解説慣れをしていて面白かったです。と、ここでおにぎりが乱入者来場のお知らせをし、登場したのが前回優勝者はるかと、準優勝者ロンブー亮。2人は「M-1決勝前日なのに(はるか)」「ドリームマッチ収録後の松本主催打ち上げを蹴ってきた(亮)」という心意気。さすがにはるかは明日に大舞台が控えているので挨拶だけで退場したけど、亮はそのままゲームに参加。その後の亮の解説などを聞いてましたが、どうやらこの人、このゲームをたいそう気に入っている様子。誰よりも早くこのゲームの奥深さに気づき、進行のアドバイスまでしてましたから。そう言えば、この2人が来るまで木村さんが「ドリフの大爆笑で長さんがコント前に言う前フリ」のモノマネをしていたんですけど、それがそっくりでそっくりで。
2回戦第1試合はシードの伊部vs竹若さん。ここで竹若さんが召還獣(小倉、アスカ)発動。シューレスジョーの安定感とアスカの激似っぷりにビックリ。「え!?あれ、みやむーじゃないよね!?」とさえ思ってしまった。結果、竹若さんが華麗に勝利。
続く第2試合はせきしろさんvsしずちゃんの喋らない対決。前回からずっと鉄板だった「召還カード」をしずちゃんが発動させると、出てきたのはビーバップハイスクールのキャラモノマネ。うわ、ごめんなさい、観てないから全然分からなかった。そう感じたのは自分だけではなく、どうやら客席の大半がそうだったようで「召還カードにはジョーカーが混じってました!」と山里に言わしめてしまうくらいに静まり返ってました。この召還のネタに一番笑っていたのは対戦相手であるせきしろさんでした。ジョーカーこそ引きましたが、結果はしずちゃんの勝利。ここで印象に残っているのは、せきしろさんが下の句で「式住居」を出したところでしずちゃんが「式土器」と、カブセに成功。さすがスター、カード強し。続く準決勝はスーパーシードの亮vs竹若さん。2人とも面白かったけど、またも召還をうまく使いこなした竹若さんの勝利。
そしてついに決勝。竹若vsしずちゃん。今まで接戦で勝利が決まっていった展開でしたが、ここでは竹若さんがしずちゃんを圧倒。更にスペシャルカードも多数放出し、完全に竹若さんのペースでした。ということで竹若さんが優勝!
以下、今回のゲーム全体で印象に残ったフレーズを挙げておきます。

ラッセンオールナイトニッポン
草野仁 100個分のビタミンC
皇太子似の女の子
チューヤン追い祭り
予備校イズム
上沼相談員の変

「チューヤン追い祭り」は切なくて笑った。しかも亮が「チューヤンが帰国する直前に呑んだ事があって。『日本ってこんなところだとは思わなかった』って言っていたのが日本人を代表して申し訳ない気持ちになった」という解説を入れた後のこのフレーズ。「ラッセンオールナイトニッポン」は山里のツッコミが秀逸。「ビタースイートサンバはイルカの泣き声でしょうね。『いやー、捕鯨は賛成なんだけどね』なんてトークしながら」。


またも非常に楽しいイベントでした。それにしても今回の収穫はアスカのコスプレをした女の子、桜というコンビで活躍している稲垣さんを知れたことです。どうやら彼女はエヴァ漫才をやっているそうで、M-1では新人ながら3回戦まで行ったそうです。山里がそれを観ていて今回のイベントにスカウトしたそうな。いやー、エヴァ大好きな自分にとってはすごい気になる!エヴァ漫才ってなんだ!?めちゃくちゃ見たい!って思ってたら、山ちゃんがYOUTUBEにあがってるってこっそり言ってたので探してみました。見る前に注意。エヴァを知らない人は全然ついていけないと思います。

ネタが細かい!おまけに声が宮村優子(アスカ役の声優)そっくりでビビる!きっとこれがガンダム好きな人にとっての若井おさむの楽しみ方なんだろうなー。ガンダムはあんまり通ってないからこっちの方が素直に受け入れられる。このコンビはまだまだ新人に等しいそうなので、今後もしかしたらもしかするかもしれません。実際、プラスワンの関係者が気に入ったらしく、その場で年末のプラスワン出演オファーをもらってました。エヴァはまだ映画続編が3本残っているので是非ともその流れに乗って世の中に出ていっていただきたいと思います。