「Loser's Parade」

for さえない日々

ダイナマイト関西2008〜オープントーナメント大会〜ルミネtheよしもと予選(3)

またまた、行ってしまった。前回の素晴らしい戦いを見てしまったら、もういてもたってもいられなくなり、急きょチケットを譲っていただいた(by mixi)。とりあえずですね、本日まで8月9日の予定をどうするのか(はまけんジャズフェス or D関)悩んでいたのですが、腹を決めました。ルミネに行きます!やっぱりこのワクワク感を、もっと味わいたいと思うに至りました。今回の見どころは、大阪ではすでに松竹芸人が出場しましたが(ちなみにその予選の優勝者は中山功太)、東京でもついに他事務所参戦者があらわれたことですね。

なかなかに渋いメンツ。これは、正直だれが優勝するのかわからなかった。あえて言うなら…家城(a.k.a.スクールオブロック教頭)か、鬼奴(以前「やりすぎコージー」の「ケータイ大喜利」コラボで面白かった)あたりかなぁ?でもずんも面白そうだなぁ、そしてラバーガールはネタしかみたことないからポテンシャルが全然わからない。という感じで始まったのですが…

<第1回戦>
○家城−×金成
○やす−×大川
○鬼奴−×新井
○大水−×藤原

家城は期待通り。というか、金成ヒドっ!初参戦ということもあってか、勝手が変わらずで終わっていきました。家城の好きだった回答は「京都の観光客が今年は0だった。なぜ?」→「奈良がんばった」。
ずんのやすはまず「ずんのやす大喜利ライブ*1」のフレーズの時点でオモロ。大川は…なんかやっぱりホリケンと芸風カブる気がしてならない。ほとんどお題にそってなかったような感じで、かなり自由でした。でも書くスピードが尋常じゃない。好きなやすの回答は「紅白歌合戦が視聴率0%!裏番組では何が流れていた?」→「紅白歌合戦生着替え」「さるかに合戦」。
鬼奴はお見事。そしてスゴかったのがラバーガール大水。ライセンス藤本もイラストを多用していて初めてとは思えないくらいの安定力だったんでかなりの打ち合いだったけど、無気力なようででも確実で外さない回答がおもしろかった。

<第2回戦>
○家城−×谷口
○飛永−×やす
○鬼奴−×飯尾
○大水−×綾部

谷口はキャッチフレーズ「ラストせいじフレンズ」がおもしろすぎたけど、それ以外はあんまり印象がない。そして次に登場したラバーガール飛永(役割的にはツッコミ)の実力もかなりスゴかった。というか、この対決おもしろかったなー。「『みんなのゴルフ』より100倍面白いゲームのタイトルは?」→「青木功ダンスダンスレボリューション」「MINGOL800」(以上飛永)、「ゴルフ!ゴルフ!ゴルフ!」(やす)。「美空ひばりが生き返った!記者会見の第一声は?」→「ワンセグをご覧のみなさんはじめまして」「なんか息子がすいません」(以上飛永)、「メイコー メイコー」(やす)。…メイコっていうのは、生前かわいがっていた中村メイコのことだそうです。これはラバーガール対決を期待してもいいかも?と思ってしまった。
ずんの飯尾ですが、司会の清水が「静脈ドックン緊張しています」のコメントに吹き出してしまう。その後、一つ一つの言葉にあの冷静な進行に定評のある清水がこらえきれず下を向いてしまうシーンが多数。エンディングで「実は大好きなんです!」と告白していました。このやり取りが一番の見どころでした。「地球温暖化の原因『二酸化炭素の増加』のもう一つの原因は?」→「北関東の新妻のため息」(飯尾)、「ロックフェスやりすぎ」(鬼奴)。ずんはとにかく今回、二人とも試合以外でも盛り上がらせてくれました。
最後の大水×綾部は結構もつれたけど…正直綾部に審査甘くなかった?それにしてもあの綾部の髪型はなんなんだ。完全にホストみたいなメッシュの入れよう。間違った上地雄輔だった。「3年2組の田中君のあだ名が『忍者』。なぜ?」→「秘密がばれそうになったら死ぬから」(大水)。「偏食はよくないが、蟹を食べ続けるといいことが起こるらしい。何が起こる?」→「M-1の1回戦免除」「まえだまえだがすくすくと育つ」(大水)。

<準決勝>
○家城−×飛永
○大水−×鬼奴

家城と飛永、どっちが行ってもいい感じでしたが、ここでは家城が勝ち抜け。飛永はフリップを2個使っての回答を行うなど、ダイナマイト関西史上初の行為を行うも、ここで惜敗。サドンデスまで行ったけど、そのサドンデスの回答がよくなかったんだよなー。惜しかったなー。平均点は絶対上回ってたのに。
大水はここでもガシガシポイントを奪っていく命中率の高さ。一番印象に残ってるのは「『現実を見ろ!』何をしている?」→「失業中だけどワワレコ行っちゃお」。…これ、昨年末のオレだ!!!


そして決勝戦。「アホNo.1を決める『A-1グランプリ』。満場一致で優勝者が決定。一体何をした?」→「『ねぇ、これ何の戦い?』ってしつこく聞いてくる」「参加者が小学生の中、一人だけ大人」。「『あなたには双子の兄がいるのよ。ただ・・・』ただ何?」→「ただ…し、という名前なの」「『ただ今はどこにいるかわからないの』『兄ちゃんなら今リビングにいるよ』」などなど、出てくるわ出てくるわ。勢いそのままで、優勝をかっさらっていきました。

<決勝>
○大水−×家城

ラバーガールとずん、という他事務所参戦が非常に大きく作用した予選となりました。これ、完全にラバーガールファンが増えたんじゃないか?ということで、これからもルミネ予選を見に行く覚悟を決めました!(来週はいけないけど)



おまけ:今日の印象に残った出囃子。ラバーガール飛永がスパルタローカルズの『ばかやろう』でした。ちなみに優勝した相方は多分トライセラトップス。ヤバイ、この二人、もっと好きになった。ブログのタイトルが「ブログどうでしょう」だし…。

*1:当然元ネタは、やすの柔道着に書かれている「ずんのやすトークライブ」