「Loser's Parade」

for さえない日々

プロペラ犬第2回公演『ジャージマン』@赤坂RED/THEATER

ひょんなことからチケットを譲っていただいたプロペラ犬。そう、設楽統が役者として初めて単独で舞台出演をする芝居「ジャージマン」です。この“プロペラ犬”というのは女優・水野美紀と放送作家・楠野一郎(元コサキン作家)による演劇ユニット。水野美紀といえば「踊る大走査線」とか「アクション女優」という硬派なイメージだったのですが、この芝居で完全にぶち壊されました。やりたい放題で完全にぶっ壊れてます。あとペンギンプルペイルパイルズの玉置さん、PPPPの芝居は一度生で、一度テレビで見た限りなので素の姿などを全然知らなかったんですが、コメディーもお手の物と言う印象。というか、この方大阪出身だったのですね。カーテンコールで関西弁をしゃべり始めてビックリした。そしてなんといっても設楽さん。あー、やっぱこの人の主戦場は舞台なんだなーと言う印象。主催の水野美紀をがんがん引っ張っていってました。
「大笑いした」という印象はなかったのですが、いろいろと仕掛けなどが凝っていてそこがおもしろかった(舞台美術や映像、あとなんといっても最初のタイトルコール)。バナナマンではなく、「役者・設楽統」の舞台というのを見る機会がもしかしたらこれで終わってしまうかもしれないので、そういう意味で貴重な体験でした。ちなみに観客として大根仁監督が見に来ていた。あと、何度も「ごめんなさ〜いっ!」と言って通路を横切って行く美少女。よくよく見たら、アキハバラ@DEEP(TV版)のアキラでした。


それにしても、会場の赤坂レッドシアターが、思ったより狭くてビックリ。しかも譲ってもらった席が前から2列目という、激レア席のおかげで、役者が近い近い。