LIVE!潜在異色 SUIDOBASHI秘宝館@水道橋JCBホール(5/6)
出演者は山里亮太、田中卓志、鈴木拓、田村亮、山本博、伊達みきお、オードリー、鳥居みゆきととっても豪華なメンバー。そして会場は最大3000人超の収容が可能なJCBホール。いくらテレビ放送があったとしてもこれはさすがに大冒険なのじゃないか?という不安をヨソに、会場はちゃんと埋まっている。さすがオードリーのパワーですね。それにしてもあの入場の仕切りの悪さは思わず笑ってしまった。2000人を処理しないといけないというのに、チケットのモギリは最初2人だけ。思わずKAIKOOの仕切りの悪さを思い出しました。途中でその人数は2,5倍になっていましたが。そんなこともあり、18:30スタートだったはずの開演時間は約20分ほど押しました。だいたい、30分で2000人を入場させるってのもかなり無理があるのでは…。
さて内容ですが、典型的なコントから始まり、楽屋風景を模したつなぎがあり、ピンネタあり、ユニットコントあり、映像ネタあり、ゲームあり、TV版でもおなじみのコーナーあり、ロングコントありととってもボリューミー。結果的に押したのも影響して終演は22時を超えていました。こんな胃もたれするライブで、特に印象的だったものを箇条書きしていきます。
- 「最初のネタの若林の“ホンモノ”感」
- あの顔が忘れられません。
- 「春日ピンネタのときに無言で足払いをかけていったハマカーン浜谷」
- 出てきた瞬間に「!」でしたよ。スタッフロールにも名前が出てなかったので本当に浜谷かどうか不安になったけど、やっぱりそうですよね。
- 「田中vs若林のあまりのくだらなさ」
- テレビ版でもこの構図が見れましたが、直接対決だということでお互い強力ゴムひもに結ばれ、容易に互いに触れることが出来ない状態での決闘。ガンバルマンなどを源流とする体当たり系伝統バラエティですが、何がよかったってレフェリー役の鈴木拓のポジションがよかった。
- 「豚バラスイッチ♪」
- 「ツッコミプロファイリングでの鈴木拓の奇跡」
- TV版で好評だったツッコミプロファイリング。山里進行の元、次々にツッコミを的中させていく中、「拓さんに例えツッコミを決めてもらおう」と誰が見れも「生まれたての仔牛かよ!」とツッコムであろうボケ(四つん這いで足をふらふらさせる)に対して「それ、あれ!生まれたての、ナントカ!」という奇跡の空振りを決めた鈴木拓は、我々の次元ではないところの天才だ。あれこそ「笑いの神」が降りた瞬間。
- 「亮のソツのなさ」
- 安定力がハンパなかった。「ロンブーの何もしていない人」と捉えられがちな田村亮、さすがに下地が違います。ただ「犬の肛門連発」はどうかと思った。しかも「ただただ犬の肛門をみんなに見せたかった」と考えていたあたり、この人もどっかオカシイことを再認識。
- 「伊達のツッコミ組手」
- 安定力がハンパなかった2号。特に野球のショートコントのときは全員に気持ちいいくらいつっこみまくってました。あと、このメンバーのお兄さん的役割だった感じ。
- 「たりないふたりでボケ倒す若林」
- 「おっぱいぼよよん、乳首ドッカン」を連呼する気が違っちゃった若林。あとIKKOのモノマネのときに客席が過剰にドカンと受けたのが気になってたのですが、オールナイトニッポンでそういうコーナーがあるんですね。たまにしか聞かない+フリートークしか聞かないので全然知りませんでした。あと、相変わらずの回りくどい山里ボキャブラリー。いや、大好物なんですが。でもここはある程度完成されちゃってますよね。初回のインパクトが大きすぎたというか何というか。
重量級の今回のライブ、なかには個人的に「うーん」と思ったものもいろいろありましたが(最後のロングコントは場面転換が多すぎてちょっとだれた、とか)、豪華なライブを大会場で見てまさに一大イベントという感じでした。あとオードリー(特に若林)がはしゃいでいたのが印象的。心のセコム、解除されてます。ちなみに翌日のライブでは出演者が違うということもあって違う演目があったそうですね。鳥居みゆき作で客演としてサンド富沢、キングオブコメディ高橋がいたとか。しかも高橋に「昔、痴漢に間違えられた」というセリフを言わせたとかなんとか。
最後に、出演者のブログを紹介。サンド富澤の文章、いいなぁ。
⇒http://nan-can-yamachan.laff.jp/blog/2010/05/jcb-97ef.html
⇒潜在異色!終了!|アンガールズ・田中 オフィシャルブログ powered by Ameba
⇒潜在異色☆千秋楽|サンドウィッチマン 伊達みきおオフィシャルブログ「もういいぜ!」by Ameba
⇒潜在異色|サンドウィッチマン 富澤たけしオフィシャルブログ「名前だけでも覚えて帰ってください」Powered by Ameba