「Loser's Parade」

for さえない日々

筋肉少女帯「THE仲直り!」DVD

昨年末に復活した筋少ちゃんのライブDVDが我が家にやってきました。このライブ、ポリシックスのハヤシは「自分でチケット買って行く!」と断言してたものです(うらやましい!)。それにしても8年ぶりの復活なのにものすごかった。今回の目玉は橘高文彦vs三柴理(江戸蔵)の夢の共演。80年代の筋少の音楽的要(プログレ路線)だったエディが脱退した後、90年代の筋少の音楽的要(メタル路線)として加入した橘高がまさか共演するとは。橘高ギターは笑っちゃうくらいに早弾きだったし、エディのピアノはロマンティックでパワフルだったし。もうすごいとしか言いようがない。ウッチーはパーマがかかってなくてなんだかすっきりしてたけど、デス声健在。オーケンはやっぱ筋少のときはかっこいいね。MCになった途端に“のほほん”になっちゃうけど。
今回の選曲もなかなかうれしい。死んだ男がゾンビとなって愛する人のもとに返ってくる唄「トゥルー・ロマンス」を1曲目に持ってくるのは粋な計らい。「くるくる少女」「高木ブー伝説」「イワンのばか」「モーレツア太郎」「カーネーション・リインカネーション」「サボテンとバントライン」「釈迦」などという、フェイバリットが次々に!「モーレツア太郎」なんてエディのピアノがかっこよすぎて死ねる。お腹いっぱい。


筋少は世代的にはちょっと後追いだったので、全盛期の頃は小学生〜中学生あたり。当然ライブになんて行ったことがありませんでした。なので音源頼りだったんですけど、最近はYOUTUBEという便利なものがありまして、掘ったらいろいろでてきましたよ。とりあえず猛烈にピアノかっこいい「モーレツア太郎」。これ、もしかして、ドラムは現ナイロン100℃みのすけさん?すげー貴重。そしてオレが筋少好きとなったきっかけの「君よ!俺で変われ!」これってもしかしてオレがまさに見て感動した「5時SATマガジン」の映像かなー?あと「蜘蛛の糸」。この映像は完全に覚えてる。Mステだ。もちろん見た。この歌詞とオーケンの表情が今改めて見たら危なすぎる。おまけで空手バカボンオーケン+ケラです。


そんな筋肉少女帯、来月からはじまるPOP JAMの後番組、MUSIC JAPANに出演するとのこと。NHK素晴らしい。あと大槻ケンヂの名作「グミ・チョコレート・パイン」がケラ監督で映画化されるのはもう発表されてますが、そこになんと銀杏BOYZ峯田和伸も出演するとの事。名作「アイデン&ティティ」以来の役者仕事。「あいつらが簡単にやっちまう30回のセックスよりも『グミ・チョコレート・パイン』を青春時代に1回読むってことの方が僕にとっては価値があるのさ 」とは峯田の名言。

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