「Loser's Parade」

for さえない日々

カクバリズムにキセル

それにしてもキセルカクバリズム移籍の話。その経緯、及び決意というものをカクバリズムのニュースキセルの対談ブログで読みましたが、角張社長、対して年齢も自分と変わらないのにものすごいかっこいいっすね。ホントに「できる人」っていうのはこういう人なんだと思います。キセルはどうもビクターとの契約が切れていたようで、今年のリリースはDVDのみ。おまけにビクター時代にはCCCDの弊害にあっていたらしく、ここ最近は思うような体制が取れていなかったみたい。そんな中での角張社長の決断。「なにか力になれることは」という言葉にはものすごい愛と情熱が含まれているように感じます。キセルを発掘したフカミさんのブログにもこの件について書かれていますが、その中に出てくる「元レコード店員の人がリリースする作品は、お店に置きたいものを出す、という感覚を持っている」という言葉にはなにか自分としても学ぶものがありました。やっぱり現場は大事だし、あと「自分にできることは?」と常に考える姿勢。テレビに出てたりライブ会場の姿を見ていて思ってはいましたが、角張さんはものすごいパワーがありますね。カクバリズムとしてはここ最近の勢いに、更なる「キセル」という起爆剤が投下されることでますます忙しくなるでしょう。角張社長にしてもキセルという、日本が誇るユニットを擁することでプレッシャーもあるかと思います。今まではいい意味でのワンマン経営だったけど、これから目に見えて益々活発になりそうな感じなので、どうか風通しのいい姿勢を貫いてほしいです。でも、あんまりカクバリズムが大きくなっていくのはなー…というのはファンの勝手な言い草ですね。


しかしほぼ結成当時から知っていたキセルがまさか今自分が一番好きなレーベルに所属することになるとは…なんかうれしいですね。