「Loser's Parade」

for さえない日々

ユニコーントリビュート

発売からすでに1ヶ月くらい経ってしまって、ちょっと遅れてますけど、ようやく聞きました。このアルバムはあれです。トリビュートの存在意義を立派に果たしています。要は、原曲を聞きたくなるってことです。まぁ、これは自分がユニコーン好きだからかもしれませんが。
スカパラトライセラ宮沢和史から、フジファブリック、シュノーケルなど参加アーティストは非常に多彩。その中で面白かったのは真心ブラザーズの『エレジー』(桜井渾身の打ち込みでなんかやたらPOP。だからこそもっと怖くなった)、星グランマニエと東京シュガー・ボーイズの『SUGAR BOY』(素朴な感じになって、結構好き。さすが阿部Bの弟子。)あとGRAPEVINEの『ニッポンへ行くの巻』は元々の異国情緒あふれるコード進行が、バインにぴったりだったし、スパゴーの『ケダモノの嵐』なんてのは、なんかそのまんま、更に男臭くなってたし。1枚目のケミストリー『自転車泥棒』、PUSHIM『珍しく寝覚めの良い木曜日』あたりは、もうギャグでしょう。これは選考委員会の勝利。そして2枚目のフジファブリック『開店休業』、キャプテンストライダム『ペケペケ』、シュノーケル『おかしな2人』は割と原曲に忠実だからこそ好きかも。ちなみに吉井和哉の『与える男』は反則です。ドラムに民生本人が参加して、なおかつギターソロが日本が世界に誇るスーパーギタリスト高崎晃だもの。面白すぎるだろ。あと、宮沢さんの『すばらしい日々』は、別曲になってました。個人的にこれは大名曲だからなぁ、違和感あったなぁ。


そういやなぜ民生がドラムで参加したのかを、今発売中のロッキンオンジャパンで語ってるのですが、単にドラムが叩きたかったから本人に売り込んだとのこと。そういやユニコーン時代もドラム叩いてたもんなぁ。あと、『実はフジファブリックくるりにもドラムとして加入しようと企んでいた』っていうのが笑った。くるりのドラムが民生だったら…。面白すぎる。一回実現してくれ!

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いやはや、おもしろいトリビュートでした。なんか、中学時代にユニコーンのバンドスコア買ったのを思い出した。久々に引っ張り出してギターの練習でもしようかな…。



これ、リアルタイムで見たけど、面白かった。


あと、今になって公式サイトができたんですけど、『MEMBER』コンテンツの…

1986年 広島で結成。
1987年 アルバム「BOOM」でCBS/SONYからデビュー。
バンドブームの真っ直中にデビューし、解散までにアルバム7枚をリリースしたバンド。
特にこれといったヒット曲もなく、名作と呼ばれつつもイマイチ売上に繋がらなかった
数々のアルバムを残して1993年9月に解散。←この時も解散コンサートもなし。

これが面白すぎて笑った。ヒドイ!