「Loser's Parade」

for さえない日々

キングオブコント2008に対する、いろいろな絶望と希望

キングオブコント」に対しての、ではありません。これについて騒いでいる人たち(主にネット)に対して絶望しています。


ひとまず、キングオブコントですが、バッファロー吾郎バナナマンも大好きな自分にとっては、「東西コント師、夢の対決」をゴールデンで見ることができただけで非常に満足なわけです。更に、結果はバッファロー吾郎の優勝。そして両者の涙を見て、こっちは大感動だったわけです。とっても満足した気分で翌日、ネットを見ていたら…mixiのコミュニティー、ヤフーニュースのコメント、更には竹若さんのブログまでもが炎上。なんか、もう、ものすごく悲しい気分になったのです。なんなんだ、こいつらは、と。
ようやく立ち直ることが出来たのは、当事者がコメントをしだしたことと、まともな意見が上がるようになってきたから。例えば竹若さんのブログ。例えば日村さんのブログ。相変わらずムダにアツいダイノジ大谷や、バナナマンを尊敬しすぎている楠野一郎(プロペラ犬)や、バッファローをフォローする人になっちゃったスチャダラパーBOSEなどなど。そして最も自分が「そうそう!オレはこれを言いたかった!」というのを見事に表してくれたんがこのブログ。画面キャプチャも付いているので、番組を見ていない人も雰囲気を味わえると思います。
社会人が仕事もそっちのけでTVにRADIO:キングオブコント2008決勝


さて、とりあえず決勝進出両コンビについてですが、1本目はふたつとも面白かった。バッファのあのアホらしさ&最高のオチ。バナナマンの『朝礼』という最早クラシックネタの鮮度の落ちなさ&アップデートしてきているところ。この両者の「方向性真逆対決」が、決勝審査でいったいどうなってしまうのかわかりませんでしたが、そして今になってもいろいろ思うところがあるのですが、ひとつ思うのは、バナナマンが『宮沢さんとメシ』を5分でやった時点で見えてたような。バナナマンのことが好きな人なら感じたでしょう。「なぜそのネタを5分でやった!?」と。完全版を今春の傑作選ライブで見たのですが、軽く15〜20分くらいあるネタなのに、そのどれもがそぎ落としてはいけない要素だったというのが、今回のネタを見て痛烈に感じた。導入部分やらがごっそりと抜け落ち、このネタのおもしろいと感じるポイントがずれてしまっていた。だから、こういう結果になったのは仕方ないと思う。是非ともオリジナル版の『宮沢さんとメシ』を「kurukuru bird」で見ていただきたい。


あー、とりあえず落ち着いた。全然ブログを更新する気力がなくなっちゃってたんですが、時間がたってようやく冷静になれた。とりあえず、バッファローの二人には、今回の賞金を使って、盛大にバカなことをしていただきたい。もしくはダイナマイト関西を、例えば武道館や埼玉スーパーアリーナとかの大会場で開催するための資金にしちゃうとか。ひとまず、これでダイナマイト関西の価値が相当上がったのは間違いないですね。